婢将女(ひしょうじょ)日記

ニダの創氏改名・通名の大問題を叩く!日本人の生命と安全のために

メディアの嘘と検事部長クビの報道

2010-02-09 13:19:53 | 政治への怒り
今回の小沢一郎問題で小沢氏の「不起訴」を受け、メディアでは検事部長クビの文字が見え隠れする。
そこで本当にクビになったのか確認したところ、現在そのようなことはないとの検察の話であった。
民間であれば「クビ」は、即刻クビ切りなのだが。

さらに今日は「記者クラブ開放はない」と小沢一氏が昨日の記者会見で話したと言う一部報道があったので、これも各方面に確認し、ようやく民主党のホームページに突き当たり、小沢氏の記者会見の様子を再度インターネット情報で確認することになった。
フリーランスジャーナリスト上杉氏と小沢氏のやり取りでは、記者クラブ開放を約束していたので、TV報道は嘘であったようだ。
それにしても、このようにメディア報道が正しいのか等とと、いちいち確認が必要な時代になるとは。なんとも情けない。
新聞や電波を使いながら、国民に対する責任を果たしていないメディア。

メディアは正しい報道に心がけるのが、モラルのはず。
何時からこれほど信頼できない報道ばかり、煽動ばかりになったのであろうか。
よくよく反省してほしいものだ。

それにしても役人組織のために動いた検察の部長を、上層部がみすみすクビにするものであろうかという疑問が残る。
何ら処分がなければ、これは彼を指揮監督する最高検察庁の、責任が問われそうだ。
さ、ここで、「検察部長クビ報道」は、国民の検察に対する怒りのガス抜き目的だったのではないか。どうみても検察記者クラブと検察は、一心同体の様相だ。
もはやメディアは、検察と言う国家権力を違法に行使するものたちの犬である。

国民による人民裁判を諮っりつつ検察の国家権力行使という暴力、国会議員をはじめとする国民は、検察にそのツケを払わせなければいけないのではないだろうか。

ある記事から。
{保釈された石川議員ら3人の姿を特捜部の佐久間達哉部長(53)はどんな心境で見たのか。大失敗に終わったお粗末捜査に、特捜部OBからも批判というか、アキれる声が上がっている。検察内部でも、捜査のあり方が疑問視されているかと思ったら……。

<捜査手法にも疑問符が残った>と、5日付の朝日新聞に談話を寄せたのは、元特捜部長の宗像紀夫弁護士(68)だ。ゼネコン汚職や金丸信の脱税事件を手がけた大物OBである。}


以下、ゲンダイ的考察日記
{宗像氏は<ゼネコン側を先に調べ、全容についての供述を得るのが筋だが、今回は小沢氏側に強制捜査をかけてからゼネコン側の大々的な家宅捜索を実施した。順番が違う>と指摘。
石川議員の逮捕についても<わざわざ逮捕する必要性は低かった>と疑問視し、今回の捜査を<実質的に特捜部側の敗北>と結論づけた。

小沢の不起訴処分当日にTBS「THE NEWS」で「これだけ、あっちこっち捜査しても何も証拠がなかったのだから、いくらやっても同じ。(捜査は)終わりだ」と唖然とした様子で語ったのは、同じく元特捜部長の石川達紘弁護士(70)。大蔵省スキャンダルなどの捜査を指揮した“現場派”の大物OBで、「(国会直前となった)捜査タイミングが悪い。意図的と言われてもしようがない」と、かつての部下たちに苦言を呈していた。

OBたちはハッキリ言わないが、捜査を指揮した佐久間氏は“検察のツラ汚し”扱いだ。ただでさえ、捜査手腕を疑われてきた男だ。主任検事を務めた旧長銀の粉飾決算事件は、被告全員の無罪が確定。副部長として手がけた福島県の佐藤栄佐久前知事の収賄事件では、2審で検察側の主張はことごとく覆された。大久保秘書を起訴した西松事件の裁判でも、検察側の重要証人が供述を翻す始末である。

今回もムリ筋捜査で小沢本人を挙げられず、実に“4連敗”。検事は大物政治家を立件できるか否かで、退官後の再就職先や顧問料のケタが変わる。
前出の石川氏が手にする顧問料の総額は、現在1億円を下らない。これだけ失敗が続けば、佐久間氏の第二の人生もパー。誰も、チョンボ連発の“ヤメ検”弁護士に仕事を依頼しないだろう。

「よくぞ不透明なカネをあぶり出した」
しかし、検察内部でも肩身の狭い思いをしているかと思えば、むしろ逆だ。
「検察組織には『10年先の人事まで決まっている』という不文律があります。佐久間氏がヘタに責任を取って辞任でもしたら、人事が狂ってしまう。この内輪の論理がまかり通り、佐久間氏は不問に付されそうです。そればかりか“よくぞ小沢氏の不透明なカネの出入りをあぶり出した”と評価する声すら上がっています」(検察事情通)

「検事正」転出なら出世コース
佐久間氏は4月に特捜部長を離れる予定だ。特捜部長が終わると、通常は地方の検察庁のナンバーワンである検事正に就任する。もし、佐久間氏が松山地方検察庁などの検事正になればお咎(とが)めなし、ナンバー2の次席検事だとペナルティーだという。