ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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TPPの詳細を野田首相は知らない

2011-11-12 02:52:29 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
当ブログのエントリで先日、TPP(環太平洋経済連携協定)に付いて、国会で充分な議論を行えと書いたのだが、11日に国会の衆院予算委員会で充分とは言えないのであるが、TPPに付いて質疑応答が行われた所、案の定、政府はTPPに付いて無知な答弁を繰り返し、ボロが出捲りだった訳だ。

先ずは米の関税に付いて、鹿野道彦農相は民主党の広野允士への答弁で、TPPに参加した場合、米を関税撤廃の対象から除外する事は困難との認識を示した。
鹿野は「TPPは10年間で関税を撤廃すると言う事だ。除外品目の獲得は大変困難だと思っている」として、交渉に参加する前に白旗を上げた様だな。
そして、衆院予算委員会のメインイベント、ドジョウこと野田佳彦首相の答弁のポイントがネットに出回っているので、それを貼ってみる。

①TPPが国内法に優越することを知らなかった
②10年間で関税全廃することを知らず、保護できる関税があると思ってた
③今からでは交渉参加は半年後。条件闘争出来ないことを知らなかった
④ISD条項を知らなかった
⑤TPPよりASEAN+6が国益であることを隠してた

ついでに、TPP加入でGDPが10年間で2.7兆円増という試算は「農水業関連の現在の関税や規制を守ったまま」という条件での試算だったことが判明。
全関税を10年内に撤廃するTPPの本質を知らない試算だったらしいと言う話。

以上が野田ドジョウ首相の答弁のポイントであるが、こりゃ酷いね、こんなレベルでTPPに参加するとか言っているんだから、何をか言わんやである。
オマケにドジョウ首相は、お花畑でルンルンルンと言われる社民党の福島瑞穂から、「何処の国の総理なんですか、誰の為の政治を遣ってるんですか」と追及される一面もあったのだ(笑)。
みずほに言われたら終い。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】