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書斎の周辺

本を読んだり、書いたり、夢中になったり、飽きてしまったりの日々

文学フリマ終了

2019年09月09日 | 創作



 文学フリマ大阪は散々だった。
 これまでも最高で10部の売上げしかないので、期待はしてないのだが、今回は売上げ4部と最低の記録を更新してしまった。

 堺で開催されてたときは近所の住人も通りがかりに立ち寄っていた。そんな中で中高年の人がぼくの前に立ち止まって手に取ってみて、そのうちの何人かが買ってくれていた。

 場所が大阪の中心に移ってから、客層が少し変わってきた。
 中高年の姿が減ってきたのだ。
 大半が20ー30代の若者なので、ぼくのような爺むさい奴の作った本など興味がなく、完全にパスだ。 

 というか、多くの来客は出店者の友人知人で、会場に来てものんびり見て回るのではなく、行き先が決まってきて、他には目もくれず目的の場所に向かうのだ。

 そんな人をどうにか引き止めるようと、声を掛けたり、サービス品を配ったり、派手な装飾をしたりと、みんな頑張っているが、そんなことを何一つしてないぼくのところに立ち止まって、手に取ってみてくれた人は、購入してくれた人以外、ほんの2ー3人だった。

 過去には3時過ぎあたりから売れ始めたこともあったが、疲れてその頃には退散してしまった。

文学フリマ、準備完了

2019年09月07日 | 創作



 明日は文学フリマ大阪だ。
 台風15号が近づいてきていたので、どうなることかと思っていたが、どうやらほとんど影響がないらしい。
 雨や台風が来ると、客が少ないのもさることながら、荷物を持って会場まで行くのが大変なのだ。

 持参する本をまとめ、ちょっとした看板を作り、準備完了と思っていたが、
 改めて今回の冊子に目を通していたら、ミスがあった。

 印刷会社にはデータは画像形式のPDFで渡しているので、印刷の段階でミスが生じることはない。そのため、製本さえしっかり出来ていれば中身は問題ないはずなのだ。

 ところが、そのミスは執筆段階のものだった。
 漢字変換のミス。期限が迫って書き急いだ頃のものだ。
 面倒だが、その部分だけ別にプリントし、貼り付けることにした。
 幸い正しい方も間違ってる方も同じ4文字なので作業は簡単。

 すでに送付している人には訂正できなかった。

 最後までばたばたしたが、ようやく完了。

 明日は11時から天満橋OMMビルの二階で開催。
 ぼくのブースはB51だ。

本ができあがった

2019年08月31日 | 創作



 印刷発注していた個人誌が完成し、今日届いた。
 ちょ古っ都製本工房に依頼するのはこれで9回目。
 同じパターンでお願いしているので、失敗することがなくて安心出来る。

 ただ発注するぎりぎりまで原稿の手直しなどしていたため、少し荒っぽい内容になってしまった。
 小説と、八ヶ岳在住の時の日記をセットにしているが、なぜこんな日記がついているのか、説明もしないままになっている。
 写真もところどころ挿入したが、吟味する暇がなかったので、ややバランスを失している。
 もう少しじっくり校正したかったなと、ちょっと反省しているが、中身はともかく、製本はいい出来映えだ。

 今回は表紙をアラベールという上質の紙にしてみたが、これがよかった。
 これまでの上質最厚口という安っぽいのに比べると、ちょっと上品だ。
 ちょ古っ都製本工房には感謝。

個人誌完成

2019年08月21日 | 創作



 9月の文学フリマに持参する冊子がようやく完成した。
 小説の最後をうまく締めくくることができなくて苦労したが、腕尽くで完成させた。
 印刷に要する日数を計算して、明後日をリミットと位置づけていたのだ。

 とりあえず一冊だけ自分で印刷製本してみた。
 明日全体に再度目を通して、細かな訂正をして、印刷に回せば終わりだ。

 作成に取りかかったのが4月からで、充分ゆとりはあると思っていたが、最後は尻に火がついた感じで、ちょっと焦ってしまった。
 いちばんの原因は、しっかりした構想を持たずに執筆に入ったことだろう。
 おかげで、途中何度も軌道修正することになった。

 ともあれ、どうにか完成したのでとりあえずよしとしよう。

小説執筆

2019年08月06日 | 創作

 いま書いている小説、ようやく50枚まで到達した。

 ありふれた話は面白くない。かといってはちゃめちゃな話はくだらない。
 そう考えて、最初はなかなか筆が進まないが、期限が迫ってきて、もうどうでもいいやと開き直ってくるとテンポ良く進むようになってくる。

 リミットはあと2週間ちょっと。
 できれば100枚、せめて80枚程度にはしたいのだが。

 つい最近、文学フリマから席の配置が決まったというメールが来た。
 毎年、申込時にジャンルを純文学にするかノンフィクションにするか迷っている。
 とりあえず個人発行の文芸誌としてはいるが、小説だけでは貧弱なので、八ヶ岳で暮らしていた頃の日記を武田百合子の「富士日記」まがいにつけ加えていて、小説よりもそちらの方がページは多いのだ。
 しかし、ノンフィクションにすると、隣にどんなものが来るかわからない。
 で、今年も無難に純文学ということで申し込んだ。

 すると、今年は偶然ぼくの卒業した大学のサークルが隣になった。
 ぼくが学生の頃、大学には文芸サークルなどなかったような気がする。
 最近はパソコンで簡単に本ができるので、どこの大学でも盛んなようだ。

 ぼくが学生のときは、パソコンもデジカメもなかった。
 あったらもっといろんなことにチャレンジできたかなと、ちょっと羨ましい。