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書斎の周辺

本を読んだり、書いたり、夢中になったり、飽きてしまったりの日々

PayPay、その後

2020年01月11日 | 社会

 PayPayの利用を始めて3ヶ月くらいになる。
 釣り銭で小銭がたまらないのは便利だが、サービス体制はいまいちだ。

 利用する銀行を変更するため、銀行の追加登録をしようとして、うまくいかなかったのが1ヶ月前。
 サービスセンターにメールで質問しているが、いっこうに進展がない。
 最後に質問してすでに2週間が過ぎているが、音沙汰なし。
 我慢できず、今日、電話してみた。

 本人確認完了となっているのに、本人確認をするようにというメッセージが出てくる。
 本人確認は銀行口座の登録でできているはずなのに、写真を写して転送するようにと指示される。
 いろいろ銀行引き去りの登録はしているが、こんな面倒な手続きは初めての経験だ。

 応対した担当者の話だと、口座の追加登録をするには改めて写真での本人確認が必要になるという。
 おかしな話だが、それならそうとこれまで質問したときに説明してくれれば良かったのに、そんな話は今日初めて聞いた。

 銀行の口座設定のとき、免許証で本人確認はされている。
 その口座を使って、同じ名前で取引しようとするのに、それ以上何を確認しようとするのか。

 何が正しいのかさっぱりわからない。
 しかたなく写真送信しておいたが、これでは高齢者はとうてい使いこなせないだろう。
 電話やメールでないと応対しないのは実にもどかしい。
 目の前で具体的に説明すれば解決しそうなことなのに、文章で書いたり、現物が見えない状況で説明したりするのはけっこう疲れる。

捨てられる銀行

2019年12月10日 | 社会



 家の近所の某地方銀行に、小遣い用として少額預金を設定しているが、最近嫌なことがあった。

 1円玉や5円玉がずいぶん貯まったので、それを預金するために半月前くらいに窓口に行った。
 すると、窓口の女があからさまに嫌な顔をして、いまでは500枚以上の硬貨を預金するには手数料がいる、100枚単位なら機械で入金できるからなどと面倒そうにいった。
 来客はほとんどなく、そう忙しそうには見えなかったが、儲けにならない客で、面倒なだけだと思ったのだろうか。
 しかたないのでそのときは5円玉100枚だけ入金してあとは持ち帰った。

 今日、その残りから1円玉500枚を改めて持って行った。
 すると嫌なことに、応対したのはまた同じ女だった。
 ぼくの数え間違いで501枚あったというので「じゃ、1円持ち帰るよ」というと、「500枚を超える場合は、入金されなくても数えただけで手数料をいただくことになっています」という。
 ぼくがむっとした顔をすると「今回は特別に無料としておきますけど、次回からは気をつけてください」という。
 そんな下っ端の判断で簡単に特認できることなら、最初からそんな規定など作るなよ。何を偉そうにいってるんだと腹が立ってきた。

 昔、他の銀行だが、大量の1円玉を両替しようと持って行ったら、「両替は手数料がかかるけど、入金なら無料でできますよ」と丁寧にアドバイスしてくれた女子行員もいた。
 行員個人の問題なのか、銀行の体質なのか、とにかく腹立たしかった。

 銀行員が平身低頭して預金勧誘していた時代があった。
 金利も普通預金でも1-2%、定期となれば5-6%のような時代もあった。
 いまでは利率はほとんどゼロ。いろんな手数料などで稼ぐしかないのか。
 就職でもかってのような人気企業ではなくなってきているようだ。
 給与も上がらず、リストラもあって、行員の士気も落ちているのか。
 
 あまり腹が立ったので、この口座は解約しようと、今日、新たにゆうちょ銀行に口座を新設した。

 帰って久しぶりに「捨てられる銀行」橋本卓典(講談社現代新書)を開いてみた。