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書斎の周辺

本を読んだり、書いたり、夢中になったり、飽きてしまったりの日々

愛用のカメラ

2019年10月03日 | カメラ



 はじめて自分でカメラを買ったのは、学生のときだった。
 アルバイトで貯めた金で、ペンタックスSPを買った。
 世界初で初めてTTL測光を採用した一眼レフとして、脚光を浴びた品だ。

 まだ白黒フィルムの時代で、自分で現像焼き付けをし、自信作をパネルに貼り付けたりして楽しんでいた。

 そのときのペンタックスに対する愛着が忘れられなくて、以来、一眼レフはペンタックスを買っている。
 
 廉価な一眼レフのデジカメ*istDが発表されると、すぐにそれを買った。
 ペンタックスが威勢良かったのはその頃までか。
 2006年、ペンタックスはHOYAの管下となり、
 2011年、HOYAは医療機器の部門だけを残して、カメラ部門はリコーの管下となった。
 ペンタックスという名前が残っているのがせめてもの救いだが、何とも痛ましい。

 *istDはずっと愛用していて、リコーに移ってからもサービスセンターでアップデートしたこともあるが、つい数年前、ときどきシャッターに不具合が生じるようになってきた。
 修理も考えたが、機能はずいぶん進化している。修理代を払うよりは新しい機種を買う方がましかと、K50を買うことにした。これもペンタックスだ。
 交換レンズが使えるということもあるが、ペンタックスというブランドにも愛着があるのだ。

 今日、何気なく、古い*istDを取りだしてみた。
 すると、何も問題なく動いた。
 どこに問題があったのか、まったくわからないが、これならたまには使えるなと、とりあえず300ミリの望遠レンズをつけておいた。

一眼レフカメラ

2019年05月05日 | カメラ



 若い頃、写真にはまった時期があった。
 アルバイトで貯めた小遣いで PENTAX SP を手に入れ、レンズもいろいろ買いそろえ、自分で現像焼きつけまでしていた。

 しばらくして写真から遠ざかったが、それには二つの理由があった。
 ひとつは視力が落ちたこと。
 まだ手動焦点式のカメラしかもってなく、視力が落ちたのは致命的だった。
 いつからか撮った写真からシャープさが見られなくなってきたのだ。

 もうひとつの理由は写真の主流が白黒からカラーに変わったこと。
 それまで自分で現像焼きつけしていたのが、カラーになって難しくなったのだ。

 デジタルカメラが出現して、改めてカメラに興味を持つようになったが、昔のように真剣にアングルや構図を考えながら撮ることはなくなった。
 最近のぼくの写真はもっぱら記録であり、デザインに力点はおかれていない。

 自ずと持ち歩くカメラも軽く小さいものになり、一眼レフも持ってはいるが、あまり活躍の場がない。しかし、最近物足りなくなってきて、ときどき一眼レフを持ち歩くようになってきた。
 いま持っているのは PENTAX K-50。5年前くらいの製品だが、機能的には遜色ない。
 これに SIGMAの 18-250mmレンズをつけている。

 本腰入れて使ってみようかなと、買ってからほとんど開いたことのなかったマニュアルを改めて開いてみた。
 そう思ったきっかけは、逆光で人物像がうまく撮れなかったり、広い景色で焦点がぼやけたりと、思うような写真が撮れなかったことが何度かあったからなのだ。

 最近、年とともに記憶力も落ちてきているので、いちど読んだくらいでは、瞬間瞬間に思うように手が動くようにはなかなかならない。
 困ったものである。