光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

横浜から  横浜美術館コレクション展 その2

2014年04月23日 | アート 各分野

ダリの絵と言われて、うーん、そうかと納得できるところもありますが、シュールさがない?

愛し、尊敬する妻ガラにシュールな眼は向けられなかったのでしょう。

 

 

 

このタイトル、よくわかるような絵

 

 

 

 このところ、版画に興味があります。  この画も雰囲気ある好みの作品。

 

 

 

ハンス・ベルナールの人形を撮った写真が十数点展示されていました。

以前、国立近代美術館・工芸館での展示を紹介した「吉田良」や「天野可淡」の作品に大きな影響を与えたとされており、工芸館でもベルナールの写真を展示していました。

工芸館のベルナールの写真は、夏休みの子供達の鑑賞にも問題がない作品になっていましたが、横浜美術館での写真は、ご覧のとおり、18禁もので驚きました。 

 

 解説を読むと、“頽廃芸術” を弾圧したヒトラーへの抵抗にもなる・・・というくだりは、そうかもしれませんが、ベルナールの

奥底の感性の発露として見ました。   この種の表現は、洋の東西を問わず、昔からあるからです。

それよりも、球体関節人形という形式・技法をつくった作家として、評価すべきでしょう。 

なお、解説にあるエルンストの『少女が見た湖の夢』をWeb上で探したので、掲載します。 作品の展示はしていませんでした。

 

 

展示室をつなぐホール.

 

 

 

この展示室のカラスに、一瞬、びっくりしますが怖いほどではありません。

 

 

 大作が多いのですが、ちょっと見で次に。

 

 

 

 片岡球子は、富士山を描いた絵の、強烈な色彩と歪みが印象にあります。 この絵は、色彩は穏当、といっても梨色を背景に目立ちますし、何といっても目の形

とくちびると歯が面白い。

 

 

 

 ショーの一幕でしょうか、1929年の世界恐慌後、世界各地で戦争が勃発。 アメリカではスィングジャズ

などが流行り、不況のなか、光も見えてきたアメリカの世相がわかる写真です。

 

 

 

展示室を出て、彫刻作品の置かれている階段を撮影。

 

 

 

 

 

 

 前回の横浜美術館コレクション展の紹介で、この作品のタイトルが『レカミエ夫人』となっているのは、私の記録ミスだと思う

と述べましたが、『レカミエ夫人』で正解でした。

 

 

上のような解説シートが置かれていました。  前回は気付かなかったのかな。 

 

 

 ダリのこの作品、この角度からが好きなポーズ。

 

これで、コレクション展の紹介を終わります。  


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