光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

ラグーザ「日本の婦人像」、萩原守衛「女」

2013年11月18日 | アート 彫刻

ラグーザ「日本の婦人像」は2013年10月19日トーハクで撮影、萩原守衛「女」は2013年11月16日東京近代美術館で撮影。

両作品とも、過去に何度も紹介していますが、今回は顔のアップをメインに紹介します。

「日本の婦人像」のモデルは、後にラグーザの妻となった清原 玉さん。 

少し恥じらいだ表情ながらも、芯の強さを感じる。  驚いたのは、顔の肌を拡大すると、リアルな人間の皮膚のよう!

 

 

目もと、くちびるが堪まらなく色っぽい。

 

 

 

 

萩原守衛の「女」は、トーハクでも以前、展示があり、360度回って撮った記事もあります。

今回の撮影の顔のアップですが、写真をながめていると、女性の左目から涙がこぼれているように見えます。

心のモデルであった相馬黒光の件を、2010年6月28日の記事で紹介していますが、ラグーザの彫刻の明快さとは対極をなす、悲しみの情念を感じます。

 

 

 

 

この彫刻では肢体も重要なポイントですが、この写真ではそこを伝えられていません。すみません。


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