光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

吉川かおりの”クレイアニマル作品”で年忘れ

2021年12月31日 | アート 彫刻

2021年11月17日(水)は下記の展覧会に行くはずだった。

アート展 TAMAVIVANTⅡ2021  -呼吸のかたち・かたちの呼吸- 」

多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー

ところが、朝、飼い犬の”ニキ”が下痢と嘔吐をしたため、急きょ翌日に変更。

間抜けだったのは、会期が17日までだったのを忘れてしまったこと。

翌18日、ノコノコと多摩美術大学 八王子キャンパスのギャラリーに着くと

あれっ、看板がない? 中に入ると、ん?撤収作業中

ここで手帳を確認すると会期は、昨日で終了している!・・・ (*。◇。)

でも、諦めずに、作業中の学生さんに、フロアに並んでいる吉川かおり作品を

撮影してよいか尋ねるとOKだった。 もう一人の目当てである、木坂美生さん

の写真作品は撤収されていた。 このお二人は、銀座ギャラリーカメリアでも

展示され、廊主の原田直子さんが、SNSで紹介されていて、興味があったのです。


撤収前の
フロアに並んでいる吉川かおり作品

 

 

会場では、作品のキャプションは撤去されていたので、作品名の分からないもの

があります。

この作品がそうです。

 

 

 

 

《遠いところで》2021 70×31×32cm 透明水彩絵具、石粉粘土、鉄、ガラス

 

 

 

《消えゆく街》2021 39×23×24m 透明水彩絵具、石粉粘土、ガラス

 

接近撮影で

 

 

 

 

 

《出航》2021 70×31×32cm 透明水彩絵具、石粉粘土、鉄、ガラス

 

 

こちらの作品もタイトル等が分かりませんでした。

 

いかがでしたでしょうか。

ほっこりする癒しもあるのですが、何か心を騒がせるものもあります。

アーティストのメッセージを抜粋して紹介します。

・・・近作では、意識して絶滅危惧種の動物をモチーフにすることが増えてきているのだが、彼らの持つフォルム

の美しさと、生き抜く強さと、同時代を生きるものの使命的感情が自然に制作に向かわせるのである。 

彼らの作り出す雰囲気を私が壊すことなく作品に代えて、静かに鑑賞者の場所に遣わすことができていれば作者

としては幸せである。

 

さー、大晦日。 

ドジなことも多々あったけれど、今日は忘れて美術展の締めとしましょう。

皆さん、良いお年を!


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