1月25日(土) 六本木の泉屋博古館で開かれている「木島桜国展」に行ってきました。
1月17日にミッドタウンの富士フィルム 企画展「 日本の写真史を飾った写真家の「私の1枚」
のついでに行けばよかったのに、つい行きそびれてしまった展示会でした。
パンフレットの表紙絵「寒月」を、昨年6月「夏目漱石の美術世界」展で見て、オッと思い
その後、横浜美術館の所蔵作品展でも鹿の絵を見て、力のある作家だと思っていました。
「寒月」は展示替え(1月11日~19日、2月11日~16日で展示)見れませんでしたが、「しぐれ」が好作品でした。
ただ、桜国の画業をとおした作品を見てみると、「寒月」が図抜けているように思いました。
ただし、帝展に入選した作品で、作品が現存しなくてモノクロ写真が残っていて、そのなかに
いい作品があったのですが。
ところで、泉屋博古館は、六本木1丁目駅からホテルオークラに行く道すがら、見つけていた
のですが、行ったのは今回が初めてでした。 住友家のコレクションを展示しているもので
京都と東京の2か所にあります。 ロビーには、住友家の発展の基になった別子銅山ゆかり
の正月飾りなどがおいてありました。
博古館の玄関光景。
図にもあるとおり、博古館のある一帯は、住友家の東京別邸があったところです。
泉ガーデンタワーの玄関。 グリーンのガラスがきれいなビルで、外資系の企業が多く入っているようでした。
ガーデンテラス。 崖地になっており、エレベータで上まで上がれます。
ガーデンテラスの下を見る。
高層ビルに挟まれて、一軒、民家が残っています。 20年前、私はこのあたりを自転車で通勤していました。(南麻布~霞ヶ関)
当時は、このような民家が崖沿いに立ち並んでいたのですが、森ビルなどの開発で、一変しています。
こうした崖にはお寺が多いのも、江戸時代の名残り。
道源寺と墓苑。
名前も、道源寺坂
高層マンションを背景に、塀から椿の花。
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