マーク・クイン 1964-
《神話(スフィンクス)》 2006年/塗装したブロンズ
のっけから、ド迫力の彫刻がお出迎え。
東京国立近代美術館で開催中の「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより」
へ6月28日(土)、行ってきました。
美術館を時価で魚をだす寿司屋に例えたイントロダクションを読んで・・・ン?と思いつつ、作品価格を意識させる
狙いにはまってしまう。
会場に入ると最初は、中国、台湾の作家の作品。
この企画展の作品はすべて、台湾のヤゲオ財団のコレクション。
実質的に財団理事長のピエール・チェン氏のコレクションといってよいでしょう。
ピエール・チェン氏の邸宅に飾られた作品群。
彼は、アートとともに生活するという考え方で、バスルームにも絵画作品を飾っているとか。
この彫刻作品はいろんな角度から撮っているので、あいまあいまに入れます。
壁の左端の絵は
リャオ・ジーチュン(寥継春)1902-1976
《漁港》 1966/油絵・キャンバス
(絵の下側、1/5ほどがスキャンできなくてはいっていません。)
色彩の美しさと、具象と抽象の軽やかな絡みに見とれました。
陳澄波の絵を見て、府中市美術館で見た「官展にみるそれぞれの近代美術」の作家にいたことを思い出しました。
ユン・ジーのこの作品、絵具の色の鮮やかさが印象的でした。 西洋絵画の影響は感じますが、どうでもよいですね。
次回は西洋の作家の作品を取り上げます。
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