トーハクの茶の美術コーナの展示から。
茶道については詳しくないので、作品写真はそれほど撮っていませんが、花生けを記事にして以降、気にして撮るようにしています。
まず解説を。
水指です。 照明が面白く、机に反射する光が美しい。
楽家四代目の一入の作「赤楽茶碗」。 初代の長次郎の「黒楽茶碗」とは違い、華はあるし、けれんみもある。
中国 景徳鎮窯の作品が多い。 ブランド信仰は昔からあったようです。 作品としては面白いデザインでお気に入りの一つ。
故郷の福岡の窯で、秀吉の朝鮮侵攻で連れてこられた陶工・八山が開いた窯。 帰国を嘆願しますが聞き入れられず、日本で亡くなった方です。
そのこととは無関係でしょうが、作品名が意味深です。
こちらも景徳鎮窯の優品です。
景徳鎮窯。 解説のとおり、日本からの依頼でつくられたものとわかります。
この徳利は以前にも紹介しました。 面白いデザインです。
木の葉型のデザイン、当時の日本の茶人は、他の人が持っていないものを注文して、自慢したのでしょう。
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