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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京都農林総合研究センター見学

2025年07月10日 | Weblog

立川市のシニア向け講座”シルバー大学に、3年前から通っています。

7月9日(水)は、園芸講座で、東京都農林総合研究センターを見学してきました。

昔は、都農業試験場と称していました。 簡単に沿革を  

  1. 明治33(1900)年4月 東京府立農事試験場として中野区中央に設立。
               当初は稲作技術の改善が主要課 題。
  2. 大正13(1924)年2月 現在の立川市に移転
  3. 昭和24(1949)年9月 東京都農業試験場と改称
  4. 平成17(2005)年4月 東京都農林水産振興財団の試験研究部門である
                 東京都農林総合研究センターとなる。

暑さで、受講生の欠席も目立つ。

13時半に講堂でレクチャー、その後に、場内見学となりました。

まず、ハウス内ブドウ栽培。  普通、頭上での作業となるところを、枝の根本に

実がなるようにしている。 確かに、作業は楽だ!

左側の土に覆いがかかっているのは、水分の蒸発を抑えるため。

右側の樹の畝に相当する部分の、仕切り板は、根が広がらないようにするため。

植物へのイジメのようだが、こうすることで、早く実がなるなど、メリットが多い

とか。 人間も厳しい環境のほうが、たくましく育つ・・・うーん

 

 

こちらの果樹は名前を聞き漏らした。

右側の樹は、接ぎ木で繋いでいて、そこから枝が出て実がなる。

これも、斜めの枝なので作業が楽。 横の接ぎ木で重さへの強度を持たせている。

 

 

左側は通常の方法。

 

 

こちらは、果樹の根元の雑草に注目。

根の周りの雑草を残して、樹につく害虫の天敵の棲み処にしている。

 

 

 

立川は、植木業者も多いので、植木の研究ゾーンも。

矢印は、イチョウなのですが、横に枝が伸びない品種で、街路樹にしたとき

日陰は少ないのですが、管理が楽なのがいいそうだ。

なお奥に見える木々の緑は、立川崖線で、大昔の多摩川がつくった段丘

 

 

 

その段丘の上に、庁舎があります。   

クラシックな外観です。

手前の農業機械、なんだろうと思って調べると、

”ステレオスプレーヤ”といって、農薬の噴霧器

後ろのファンの周りから農薬がスプレーされるので

果樹の下を運転すると、作業が楽!

レンタルかな? 横のトラックは松本ナンバーだった。

 

 

 

庁舎の玄関ホールの水槽に、ヤマメとイワナ。

この日は、期日前投票をして、この講座へ。  自転車で25分の道のり、汗びっしょりに。

着替えを持っていってよかった。

 


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