光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

酒器の買い足し

2016年08月28日 | Weblog

今年の花見シーズンの前に、「かたくち屋」さんで小洒落たかたくちとぐい飲みを買い、愛用しています。

丁度、新宿伊勢丹に催事で来られましたので8月24日に行ってきました。

(「かたくち屋」さんの本拠地は名古屋) 

前回の銀座三越での売場スペースよりも広くなって、選ぶのに苦労しましたが、前回、気になっていた

この品を買いました。

鈴木進さんの粉引き注器とぐい飲みです。

模様は、注器が縞模様で、ぐい飲みは線刻。 模様を揃えることもできたのですが、手作りで一個一個、違いが

あるので、ペアでバランスが取れたものにしました。

 前回購入した、黒木泰等氏の粉引ぐい飲みも縞状の模様があり、ぐい吞みは兄弟の感じです。

25日朝、試しに水を注いでみました。

ぐい飲みに浮かぶ光模様が美しい!

 

 

注ぎ終ると、光模様は消えてしまいますが、透明な水の存在感がクール。

粉引の素朴な味わいと、器のデザインが絶妙に溶け合い、素朴でモダンなムードを醸し出す。  

 

 

 

底の部分です。  ぐい飲みは、貝殻のようです。

 

 

ぐい飲みをアップで。  手で持った感触もいい。

 

 

 

見込みも、程よい粒状感と、斑な琵琶色が面白い。 

 

 

 

遊び心で、ぐい飲みを注器に被せました。  虚無僧のイメージか。

保管するとき、注器の上に布をしいて、ぐい飲みを被せればピッタリ。

 

 

 

ぐい飲みと注器の表面をアップで

 

 

 

ぐい飲みの縁部分、少し斜めにカットされていて、飲みやすい。 粒状の肌と色の変化も好み。

 

 

 

純米無濾過の日本酒を注ぎました。  

 

 

 

写真だけ見ると、茶碗にそそいだ煎茶のよう。

 

 

 

晩に、女房に注いでもらって入るところを撮影。  あくまで撮影用で、普段は注いでくれることは、まずありません。

 

 

レトロっぽい写真が似合う器。

 

 

酒器を初めて使う前の水洗い。  遊びながら、注ぎ口からの水の出かたを観察。 小便小僧も負ける?

あと、ぐい飲みの水の光模様がいい。  さらっとした淡麗タイプの日本酒だと、この光模様が出るかも。

普段は濃醇タイプの日本酒なので、端麗タイプを買って、早いとこ実験しようっと。


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