光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館 春の庭園開放

2013年03月10日 | アート 建築・庭園

3月9日(土)トーハクに行ってきました。  今年に入って四回目になります。

ちょうど、春の庭園開放の初日で、ミュージアムシアターの開始待ち時間の間に散策してきました。

本館右の庭園入口に紅白の梅が満開。    (今回はカメラのイラスト風フィルタ処理を多用しています。)

 

茶室「転合庵」の庭から本館を。   天気は4月中旬の暖かさでしたが、さすがに桜はまだです。

 

「転合庵」です。  3年前の4月に訪れた時は桜は満開でした。

 

隣の六窓庵に行く途中で

 

朝、10時半頃、入園者もちチラリホラリです。

 

六窓庵です。   緑の苔と竹垣がいい感じです。

 

 

こちらの建物は水屋、寄付、腰掛になり、明治14年に増築されたものです。

 

 

 

手水鉢の雰囲気もいい。

 

 

六窓庵のトーハク公式サイトの説明を以下に引用します。

慶安年間(17世紀中頃)に奈良の興福寺慈眼院(じげんいん)に建てられた金森宗和(かなもりそうわ 1584~1656)好みの茶室。もとは興福寺大乗院 内にあり現在奈良国立博物館に移された八窓庵、東大寺塔頭四聖房の隠岐録(おきろく)とともに大和の三茶室といわれました。明治8年(1875)に博物館 が購入、解体輸送中に伊豆で船が難破しましたが、幸い材は流失をまぬがれて明治10年に当館に移築されました。その後、第二次大戦中再び解体され疎開しま したが、昭和22年(1947)9月、数寄屋の名工木村清兵衛により現在の位置に再建されたものです。水屋、寄付、腰掛などは明治14年に古筆了仲(こひ つりょうちゅう)によって設計、増築されたものです。にじり口にある手水鉢(ちょうずばち)は四方仏水盤といわれる形式のもので、延長3年(925)関白 藤原忠平が建立した山城国法性寺の石塔のひとつでした。その後、銀閣寺を経て所有者がいく人か変わり、明治18年に博物館の所有になりました。

 

池を巡って本館横に。   コーヒー軽食の移動販売車とお客。  飲みたかったのですが我慢して、ミュージアムシアターに向かいます。

 

庭園入口に戻ってきました。  最初に紹介した梅が左に見えます。

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