1月2日に行ったトーハクの展示物から、近代日本画の巨匠、横山大観と前田青邨の作品を紹介します。
「五柳先生」 大胆な構図でさすが大観。
一方、前田青邨の「切支丹と仏徒」も凄い。 説明プレートを撮ったのですが、ぶれていたので書き込みます。
「切支丹と仏徒」 1917年(大正6年) 絹本着色
キリスト教徒虐殺図を背景に立つ天主教徒の姿をした若者と、白抜きの地獄変相図を背景に立座す仏教徒である武士を描く。 本図は青邨が長崎を訪れた際に、仏寺と教会が混在する街に興味を覚え構想がなされた。キリスト教徒は、天草四郎を想像で描いたという。
トルコでも、イスラム教徒とキリスト教徒が併存して暮らしている姿を思い出しました。