田添菜穂子の一期一会

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茂木オケ フィリアホール モーツァルト三昧

2010-10-03 00:07:15 | クラシック鑑賞
久しぶりに茂木大輔さん指揮の演奏会に行きました。

http://www.philiahall.com/j/series/101002/index.shtml

茂木さん指揮の音楽会は『のだめの音楽会』が有名ですが、
他にも全国各地で、解説つきの楽しい音楽会を開催なさってます。
お話もプログラムもおもしろくて、さらに音楽もステキなので私もよく聴きに行きます。

ここ一年ほどなかなかスケジュールが合わなくて行けず、とても残念に思っていたんですが、今年からフィリアホールで始まったシリーズ第一弾に行くことができました!

今回は、モーツァルトの人生に密接に関わったウェーバー姉妹にまつわる『歌』にフォーカスをあてて、半田美和子さんと渡邉恵津子さん、二人のソプラノを中心に演奏会が進んでいきました。

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モーツァルト:
  歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588より 序曲

  レチタティーヴォとアリア「テッサーリアの民よ/不滅の神々よ、私は求めはしない」K.316  ※渡邉さん
  ミサ曲ハ短調K.427より「聖霊によって処女マリアより御体を受け」※半田さん

  歌劇「フィガロの結婚」K.492より 序曲

  レチタティーヴォとアリア「あの美しい思い出はいずこに」(伯爵夫人)※半田さん

  二重唱「夕べに優しい風が吹くとき」(手紙の二重唱)※半田さん・渡邉さん

  歌劇「魔笛」K.620より アリア「わが心は地獄の復讐に燃え」(夜の女王)※半田さん

  交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」



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半田さんは、オペラやオケとの共演などでご活躍の方で、ミサ曲には、心を打たれました。

歌に酔いつつも発声法にも私は釘付け!

音楽は私は素人ですが、のどを壊した時に何度かテノールの歌手の方にヴォイストレーニングを受けたことがあって、その見地から行くと、半田さんの発声はまさに理想!
『あんなふうに発声ができたら最高だなぁ』と思えるような発声でした。
技も豊かな表現も併せ持っていらして、素晴らしかったです!


渡邉さんは、日本でもできる方の少ない『夜の女王』歌い!
魔笛の『夜の女王のアリア』(渡邉さんは『ヨルジョ』って略してました!声楽業界コトバを垣間見ました!)はソプラノでも一部の人しか出ない高いFの音があり、難曲といわれてるんですが、それを渡邉さんは美しく響かせてました。
ちなみに、のだめのドラマ版で、夜の女王を歌うシーンを吹き替えたのも渡邉さんなんですよ。

前半の曲では、ハイGも披露してくださって、まさに神業でした!

ソプラノのお二人がこのように素晴らしいのに加えて、オケも豪華でした。

茂木さんの同僚のN響のソリストの皆さん(フルート神田さんとか、オーボエ池田さんとか)が随所で美しい響きをつくり、ピリオド奏法、バロックティンパニ、モーツァルトの時代にあわせたトランペットでモーツァルト時代の観客になることができました。

打ち上げにもちょっとお邪魔させていただいて、出演者の皆さんといろいろお話させていただいたのもうれしかったです!

10月は、あと2回ほど演奏会にいけそう!楽しみです☆

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