GWいかがお過ごしでしたか?
私は前半は九州、後半は都内で過ごしました☆
コンサートを2回鑑賞、Jリーグの観戦、トーマスの映画、ゴーカイジャーショー、プラレール展、と、家族で遊び倒した感があります・・・・・・・。
5日は幕張・プラレール展とサントリーホール・新日本フィルの公演☆
プラレール展はまたのちほど書きますね。
まずは、新日本フィルの公演。
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『新日本フィルハーモニー交響楽団 創立40周年記念特別演奏会』
2012年5月5日 18時開演 サントリーホール
指揮:ダニエル・ハーディング
コンサートマスター:崔 文洙
R.シュトラウス: 組曲『町人貴族』
ピアノ:三輪郁
ワーグナー: 『ヴェーセンドンク歌曲集』
メゾ・ソプラノ : 藤村実穂子
マーラー: 交響曲第一番二長調『巨人』
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『巨人』以外は、初めて聞く曲ばかり!
組曲『町人貴族』は劇付随音楽の抜粋らしいんだけど、全9曲には『メヌエット』とか、『仕立て屋の入場と踊り』とか、簡単な題しか書いてないので、どんな劇なのかは想像も難しかった・・・けれど、音楽は本当に美しく豊潤な雰囲気でした。
ヴァイオリン・ソロが何度も出てきて、同じメロディーでなくてもどれもがあでやか。
甘さをうっとりと味わいました。
かと思えば、途中バロック的な流れもあって、そこもとてもステキでした。
ワーグナーは、藤村実穂子さんが本当に素晴らしい歌声でした!!!
舞台をぐるっと囲むサントリーの席の中でも、今回はオーケストラの上部から見ていたので、
正面から歌う姿を拝見できなくて残念☆
それでも、気迫も悩みもあたたかな想いも素晴らしく安定した声から伝わってきて、
とても気持ちの落ち着く歌でした。さすが世界で活躍するメゾソプラノ!!!
私の隣は友人の友人で、妊婦さんだったのだけど、とってもいい胎教になったことだろうな~。
藤村さんのワーグナーのオペラとか、ぜひぜひ聴いてみたいな~☆
(帰ってきてから、藤村さんの過去のインタビューなどをネットで読んで、
ヨーロッパで日本人歌手が活躍するのは私の想像以上に、本当に並大抵のことではないことがわかり、ますます尊敬しました。彼女の読み物も是非もっと読みたいです)
ああ、そして、圧巻、ダニエル・ハーディング指揮の『巨人』!!!!
前半のメルヘンチックなキラキラした音楽から後半の威厳のある骨太の音楽まで、
あっという間の50分でした!こんなに『巨人』を、短く感じたのは初めて!
私の席からは、ハーディングとオケの呼応が本当によく見えました!
『もっと強く!!』とおそろしいぐらいの気迫でオケに音を要求するハーディングの様子も
、それに応えて弓をこれでもかと力強く弾く弦楽器の様子も
緊張に満ちて音を繰り出す木管楽器の様子も
ホルンがさっと立ち上がり、最後のドラマを演出する様子までも・・・
ああ、名演が聞けてよかった。
当然、ブラボーが多く飛び、私と一緒に聴いてくださったご夫妻も満足してくださったようで、
うれしい限りでした。
ハーディングを初めて聴いたのは6年ほど前で、素晴らしい指揮にファンになりました!!
新日本フィルの定期のために来日が多くなったのもうれしいです☆
また、ぜひ聴きたい新日本フィル&ハーディングでした!!
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