田添菜穂子の一期一会

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第九レッスン一回目「ソプラノにする?アルトにする?」

2012-02-07 15:51:29 | クラシック鑑賞

第九のレッスン、いよいよ始まりました☆

先生のいる音大のレッスン室におじゃまします。

他のレッスン室からはオーボエの音やピアノの音が聞こえてきて、

なんとなく音大生気分!

でも、それは本当に気分だけですので・・・・・・・

初心者の私は、近況を先生にお話しするのもほどほどに、すぐに声を出して聞いてもらいました。

まずは、第九の女性パートソプラノとアルト、どちらにするのか声を聞いて決めてもらうんです。

 

ドレミファソファミレド~レミファソラソファミレ~ミファソラシラソファミ~

 

半音ずつあげて行きながら、胸声(胸に響く、ような声)から頭声(頭に響く、ような声)

で響かせることができるように指導してもらいます。

「ウ~」で歌ったり、唇を閉じて鼻で歌ったり・・・・。

高い「ファ」までは出たので、このまま訓練してソプラノに挑戦してもいいし、

無理せず、アルトにしてもいいしというのが、先生のお見立て。

 

私は、冬の季節にのどを酷使するのが仕事に差し支えそうで、高い「シ」まででてくる

第九の合唱では最初からアルトで臨みたいと思っていたのですが、

わかりやすい旋律のソプラノと違って、アルトは音をとるのが難しい!

レッスン前に何度か譜面も見たんですが、ありえない動きの場所もあり、

本当に音が取れるのか心配でした。

 

「実際、女声の場合、音がとれる人が声の性質に関わらず、アルトにいくパターンが

多いのよ」と先生。

私の場合、「とりあえず、アルトに挑戦して様子を見ましょうか?」ということになりました。

 

さて、次はドイツ語の読み方についてのレッスン。

私は学生時代の第二外国語もフランス語で、全くドイツ語はわかりません。

意味はともかく「読めないと歌えない」ので楽譜に書いてある文字をなんと読むのか、

教えてもらいます。

ドイツ語は確かにローマ字読み的なものが多いのですが、それでも

「ウムラウト」という 「¨」が a や o や u についたときの読み方や

(何しろ、こうして書いていてもウムラウトをアルファベットの上につけるやり方がわからない・・・)

「R」の巻き舌の発音は、私にとってかなり難しいです。

そして、その音がまだきちんと出せないのに、歌を歌うっていう・・・・。

 

あと、個人的には、イギリスのいなか発音を引きずっていて、

子音の「d」 の発音が私は「z」に近く、これも矯正が必要でした。

 

その他にも、子音でなく、母音で音をとらえて歌うことなどなど、もちろん知らなくて、

気をつける項目がいっぱい。

 

文字にとらわれると、音をきちんととらえられなくなる、

その二つに懸命になると、今度は発声がうまくいかない・・・・。

 

なかなか難しいものです。

でも、フルートだっていつもそんなもの。指遣いと息の入れ方(音と音程)と姿勢と

気をつけながらでないと演奏はできません。

 

声で旋律を奏でるのも、楽器で奏でるのも一緒なんだなぁ、と感じました。

 

1時間のレッスンはあっという間。

ともかく、パートが決まったのと、ドイツ語で歌う、というのがどんな感じかわかったことで、

なんとかなりそうな気がしてきたので、安心しました。

こんな初心者を迎えてくれた先生には、本当に感謝!です。

あとふた月でなんとか・・・・・・がんばります☆

 

 

 

 

 


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