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言語聴覚士の独り言

高齢者の運転について

高齢者の自動車事故が多発しています。

高齢者が悪い風潮になってるような気がします。

高齢者が悪いのでしょうか。

自分が高齢になったら運転しないでしょうか。

私が知っている高齢者は毎日、事故を起こすことに怯えながら運転されています。

なぜ運転を卒業できないのでしょうか。

生活に困るからです。

通院、買い物、お出かけができないと困ります。

免許を返納すると自治体によって、様々なサービスをもらえます。(タクシーや公共交通機関のチケットの配布など)

タクシーチケットはすぐになくなります。足腰が悪い高齢者は電車やバスは難しい人も多いです。

ではどうすればいいのか。

①通院はタクシーで。買い物はヘルパーや家族等に依頼。お出かけはあきらめる。

②政府がサポートを拡大する

③自動運転が発展、普及する

④Uberのような柔軟なサービスが始まる

今すぐできるのは①しかないのです。

買い物で選ぶ楽しみはなくなり、カラオケはしたいけど、移動手段がなくできなくなる。 

これでは運転の卒業に踏み切れないのも理解できます。

高齢者世帯の半数が独居になる時代に突入しています。

安心して利用できる高齢者の移動手段の確立は事故の減少だけに効果があるわけではありません。

元気な高齢者が増えれば、社会保障費の削減や経済活動への参加が促され、景気にも影響が出るはずです。

『子は来た道。老いは行く道』

誰もが高齢者になります。

事故を減らすという視点だけでなく、元気な高齢者が増えることのメリットにも注目して解決できればいいと考えます。


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