言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

一回はなかったようなもの

2021-03-30 07:29:00 | 日記
ドイツのことわざに

“一回はなかったようなもの”という言葉があります。

これは失敗した場合は一度の失敗に動揺せずに再チャレンジしようという意味です。

成功した場合は一度成功したからといって、全て上手くいく訳でなく、何度やっても成功できるまで努力しようという意味です。


昨日はサッカーの日本代表U24 vs アルゼンチン代表U24の試合がありました。

東京オリンピックが近い事もあり、強化試合とはいえ、どちらも本気です。

アルゼンチンは南米選手権を優勝した強豪です。

強化試合なので、3日前に1試合行い、昨日が2試合目でした。

3日前の試合では日本は0-1で敗北しました。

健闘しましたが、全てにおいてアルゼンチンが一枚上手な印象でした。

昨日の試合は3-0で日本が勝ちました。

両者とも選手を大幅に入れ替えたとは言え

試合結果だけでなく、内容も日本が優っていたと感じました。

スポーツは本当に不思議で、同じ監督、環境、同レベルの選手にも関わらず結果が全く異なることがあります。

昨日は勝てて良かったですが、負けてから修正して対応する力も日本人の優れた所かもしれませんが、

オリンピックの決勝トーナメントに進出すると、勝敗は1発勝負です。

1試合目で勝たないと次はありません。

日本は実力が付いてきたのに、安定して勝てていません。

1回目から実力を出す実力を付けて欲しいと願います。

ドイツのことわざのように、人生では“一回は無かった事”に同感ですが、スポーツの世界では一回が非常に大切です。

厳しい世界です。

だから見ていて面白いのかもしれません😊