言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

食事とは

2020-06-05 23:28:00 | 日記
今日、訓練に伺った時の話です。

ご利用者の奥さんより

『父の日だから』

といただきました。

私は正直、意味がわかりませんでした。


“父”

自分の母親以上の年齢の方からのサプライズでした。

お礼を伝え、“父の日”の意味を問うと

『いつも、父(旦那)によくしてくれているから』

『子どもさんと一緒に食べください』


このご利用者とは食べる訓練をしています。

今は本人様、奥様に食べないように助言をしている、正直、辛い時期でした。

奥様はお父さん(旦那)が食べれないのに、自分が食事をしていると、食べている気がしないと言われていました。

食事とは、ただ栄養を摂取する行為ではなく、生活の一部であり、大切な人との時間の共有であり、絆であると改めて感じました。

絶対に夫婦で美味しい食事ができるようにサポートします‼︎





優しいビール

2020-06-05 22:46:19 | お酒
私はお酒が大好きです。

大好きと言っても大酒飲みではありませんが🙄

特にビールを好んでいます。

ですが、諸事情があり、毎日飲んでいるのは発泡酒です…。


昨日、仕事を終え帰宅すると、

『お父さんが好きそうなビールがあったから買ってみたよ』

最愛の妻からの言葉でした。

嬉しかったです。


ちなみに、“お父さん”と呼ばれるのも本意ではありませんが、仕方がないと諦めています🤦‍♂️




二本買ってもらいました。

二本ともキリンのクラフトビールです。

一本目はフルーティーで大変飲みやすいビールでした。




二本目は苦味はありますが、後味スッキリのビールでした🍺

どちらも凄く美味しかったです。

忙しい日常の中で、その瞬間、私の喜ぶ顔を想像してくれた。

感謝でしかありません。

ありがとう。

この優しいビール。

お勧めです。

是非、飲んでみてください😊

アイデンティティ

2020-06-05 06:05:00 | 日記
一番下の子どもが、言語爆発期を迎えています。

そして、今住んでいる地方の方言も出てきました。

今住んでいるという言い方をしたのは、私は出身地は違う県です。

妻の出身も違う県です。

結婚を決めて、住む場所を決める話し合いの際、お互い自分の地元が良くて、相手の地元に住むのは嫌となりました。

どちらかが我慢するのはおかしいので、二人が出会って、職場を変える必要もない、今の所に住む事になりました。

子育てで直接的な支援を受けられない、親に何かあったらサポートしにくいというデメリットは二人で協力して乗り越えようとなりました。

私は正直、今の所に永住するのは嫌でした。

地域性に馴染めていなかったのです。

結婚生活も上手くいき、一人目の子どもを授かりました。

嬉しくて、夢であったマイホームも思い切って、購入しました。

今の所に永住決定です。

そんなことを考える暇もなく長女はスクスクと大きくなり、今の長男と同じくらいになり言語爆発期を迎えて、この地方の方言を話すようになりました。

それを聴いた瞬間、私の中で、この地域に住む事を嫌がっていた気持ちが崩れ落ちました。

なぜなら、子どもにとったら、ここは真の故郷であるからです。

それ以降、私の中に今住んでいる地方が組み込まれました。

今ではここが大好きです。

気候も良く、人もあたたかい所に感謝しています。

子ども達も自分の故郷を大好きで、感謝の気持ちを忘れないように育って欲しいと願います。