言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

岳物語を読んで

2020-06-15 05:25:00 | 
この本は以前勤めていた職場の先輩からいただいた本です。

2人目が生まれた時の出産祝いでいただきました。

「おめでとう!男の子が生まれたなら読んだらいいよ!」

その時生まれたのは女の子でした。

私は何となくその時は読まずに本棚へ。

月日が経ち、男の子も生まれ、先日、ふと『岳物語』が目に止まり読み始めました。

あらすじは

椎名誠さんの息子である岳くんの保育園から小学校高学年までの成長を記した私小説です。

感想は

まず、時代背景が自分の年齢と岳くんの年齢が近いために全体的に懐かしさを覚えました。

古き良き昭和の“男は坊主頭”の美学がまだある時代です。

そして、私には小学生高学年に突入する娘がいます。

岳くんが成長していき、少しずつ親から離れていく様子が自分の娘の成長と重なり、嬉し寂しい親心が共感できました。

最後はやはり私にも息子がいます。

息子と男同士、これからどう遊ぶか、冒険するかと親と友人の間のような気持ちが刺激されました。

もちろん釣りも始める予定です(笑)

本は不思議なもので、出会うタイミングがあり、人生のビタミン剤や調味料の役割を果たしてくれます。

今後も本を読んで人生を豊かにしていきます。