正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

得意技

2009-02-17 22:17:48 | Weblog
息子と娘、兄妹でも柔道自体はがらりと違います。
以前にも述べましたが兄貴の方は不器用なタイプで使える技は数える位しかありません。むしろ何とかの一つ覚えと言いますが、決まり技は左の一本大外か返し技。そして中学で顧問だった田○先生直伝の回転式送り襟締め。この三つ以外で勝った試合はあまり記憶にありません。
打ち込みでは普通に大外の打ち込みを一生懸命やるのに本番では何故か逆の足での一本大外なるんです。
顧問の田○先生は「まぼろしの大外」と名付けてその発射の瞬間を待ち望まれておりました。
ただはまるとこれがなかなか凄くて思わぬ時に決まったりします。
先日も試合で強豪桐○学園の選手をいきなり落としてしまいました。
まさに意外性の魅力の男です。
妹の得意技は以外と器用な為、技は多彩でしいてあげれば払い腰でしょうか。
てはいえ最後の県大までの決まり手は締め技ふたつに一本背負い、払い腰に大内とまさにばらばら。きようなんてしょうが絶対の技が無い。両方の大外に小外、支え釣り込み足や大内と色々使えます。投げ技も背負いに一本背負い、袖釣りも器用にこなします。
右ききの左組みなので余計にその器用さが効果的で相手はみなやりにくそうです。ただ絶対の技がない。まさに壺にはまった時の一発がない。そこがあいつの壁かもしれません。
二人ともまだ進化の途中、あるときはっと目覚めるように、早く自分の得意技にめぐりあってほしいものです。