正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

子供のベストの試合2

2009-02-03 09:31:28 | Weblog
娘の中学でのベスト1の試合は中学2年の夏、初めて市大会個人戦に優勝した大会の1回戦だと思っています。
対戦相手は一年先輩の港○中の小○さん。過去2度対戦していずれも負けた相手で娘にとっては目標にしていた選手でした。ただ、よりによって1回戦目に当たるとは。できれば決勝でと夢見ていた相手です。
さらに試合の十日余り前、顧問教諭に舞い降りた不運な事故騒動で顧問の指導を受けられなくなった中での試合でまさに祈るような思いで娘を見つめておりました。
試合はがっぷり四つに組み合ったものでどちらもこれといった決め手が無いまま進んで行きました。僅かに手数と前に出る姿勢で有利には思えましたが一進一退、あっという間に時間が過ぎていきます。
過去2度の対戦はともにラスト30秒でのスタミナ切れ。一度はリードしていながらでの逆転負けでした。しかし今回は違いました。ラスト30の声とともにさらに前に出る姿勢が明らかに感じ取れたのです。そして相手が出ようとした瞬間の小外、一瞬主審の手が動き副審を見るのが分かりましたがノーカウント。そして時間切れ。旗判定です。息を呑む瞬間、赤三本、娘の勝利。
私はこの時試合の結果を見る前に涙でぼろぼろでした。初めて子供の試合で泣きました。
気持ちのこもった本当にすばらしい試合をしてくれました。
これ以降はそのままの勢いで勝ち進み、気が付けば優勝。まさか優勝するとは…。娘に感謝、感動をありがとうです。しかし子供の試合で泣けるとは。
柔道、すばらしい競技です。