正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

女子柔道

2009-02-18 21:35:58 | Weblog
娘は兄の柔道部の様子を見て楽しそうなので柔道部に入部したと以前書かせて頂きましたが、普通女子の選手はどういう切っ掛けで柔道を選び柔道部に入部するのでしょうか。と言いますのも最近の試合会場を見るに女子選手の減少には大いに危機感を感じずにはいられません。
まず女子だけで団体戦のチーム、三人が揃わない。娘も同学年は娘を入れて二人、二年か一人、一年が一人しかいませんでした。
つまり三年が引退してからは僅か二人しかいない女子柔道部に成るわけで、これは娘の通う学校だけの問題ではないと思います。
市内の有名校にはたくさんの女子部員がいる学校もあるにはあるのですが、それはそれで校内予選に勝たなければ試合には出れないわけで、大変歪な状態を生み出している気がします。
オリンビックなどで女子柔道選手の活躍や試合に感動して是非自分もやってみたい。あるいは自分の体型を活かす為、柔道を始めるなどの動機は最近では通用しなくなったのかもしれませんが、両親のどちらかが経験者で人間教育も兼ねて部活に入部する、あるいは以前から道場に通っているのでなどの理由以外、なかなか思いつかないところを見ると、女子の入門はそう簡単には増えないと予想されると思います。
この危機を本当に危機と捉えて裾野を広げるにはもう義務教育化しかないかも知れません。
体育の授業で柔道は必修科目とする。それも中学だけでなく小学校高学年から始めて頂くしかないと思います。
柔道は体育系の部活の中でもスマートではないし、汗臭いし、なかなか女子にはつらい種目ではあるでしょう。ただ受け身を覚えたり礼の心を知ることは女子にとっても大変有意義な事だと思います。教職をお持ちで有段者の先生はすべて登録をしていただき、柔道、とくに男女の別なく授業として体験出来ればおのずと部員も増えるはずです。裾野が広がればレベルも上がる。そう思いますがいかがでしょうか。
やはり団体戦は柔道の花であり学校の代表として戦うことが選手の明日の糧になることは間違いありませんから。
多くの選手で賑わう試合会場。是非見てみたいと思います。