肺がんと診断されてから4年になります
肺がんと一言でくくって来ましたが、正式な病名ってなんだっけ?
過去の診断記録を調べました
「上皮成長因子受容体遺伝子変異が陰性または不明である非扁平上皮非小細胞肺がん」
随分長い病名で、覚えられるものではありません
最初の治療は抗がん剤導入治療で身体が耐えられる最大量の薬剤点滴投与
歯茎の具合が悪くなり物が食べにくくなりました
白血球は大幅に減少、便秘、少々の吐き気等の副作用があった
1クール(3週間に一度の点滴治療を4回)
最初は入院し抗がん剤点滴による身体の経過観察し、その後は通院による
点滴治療をしました
病院までは車で通院していました、首都高を利用しても約1時間のドライブです
行きは良いのですが帰りはなかなかしんどかったように思います
治療と仕事は両立せず会社を退職となり、はてこの先どう生きれば良いのか?
と考えつつ仕事に出かけない生活が馴染めなかった
こちらのほうがストレス大きかった
そして営業専門の自営業として試行錯誤しながら生活出来る基盤をつくりました
継続治療はどうすべきか?
導入治療した病院?新たな病院?
悩みましたが行きつけのカフェでお借りした一冊の本の著者(現在の主治医)に決め、
セカンドオピニオン予約をしその場で継続治療をお願いしました
その後治療のたびに様々な副作用があり、その時の体調により症状が違うことも経験しました
がんその物より抗がん剤の副作用のほうが身体にきつい
抗がん剤は一定期間(人によって違いがあります)で効果が見られなくなったり、身体にアレルギー症状が
出たりもします
肺に水が溜まったり、むくんだり、腫瘍マーカーが上がったり下がったりしますがご飯は食べられるし
多少は仕事も出来ます
プロのがん患者になった気分ですね
治療は予定通りのスケジュールで進み、特に身体の変調・急激な悪化もありません
副作用も大概の事は対応出来るようになってますから、ストレスにはなりません
がん細胞は無くなりそうも無いから治療はエンドレスとなります
上手く付き合いながら仕事も出来るようにしていきます