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建物解体屋にむじ~の≪必殺壊し屋日記≫

長きに亘り家族を守り続けた家を解体するのだから、建物に対する感謝の気持ちを忘れちゃいけない…

点滴後

2015-07-28 01:20:54 | がんとの共生記?
点滴後3日経過

今回は18日から歯茎が腫れ食べるのも大変だったため体重が61kgまで落ちた

21日に歯医者に行き超音波で歯と歯茎・ポケットをクリーニングして貰った

23日から歯茎の腫れが引きようやく食べられるようになったが体重は戻らなかった

24日抗がん剤を点滴し、食欲が落ちる前に遅めの昼ごはんをを食べる

その後意外にも食欲は落ちず、62kgまで戻る

我ながらびっくり!






治療

2015-06-12 23:18:24 | がんとの共生記?
久々のCT検査

いつもの採血・採尿・血圧検査・体温検査

今日は珍しく採血検査ミスがあった、採血後直ぐに検査結果速報を貰える

日頃、白血球は9000~12000位だったのが6800

ヘモグロビン・白血球…軒並み数値ダウン

診察時に聞いてみた、なんでこんなに数値がダウンしてるんですか?

再検査してくれた、結果は計測機エラーだったようです

見慣れた数値の検査結果速報でした

CT画像・腫瘍マーカーはあまり動きは無く、原状維持

治療メニューは前回同様となる

こじんまりとしたスペース・全員予約患者なので待ち時間無く診察前検査・診察(検査結果を見ながら問診)・治療

合間見ながら朝ご飯食べ、コーヒーを飲む

周りもちらほら仲間がいる、僕のより美味そうだ

治療室兼待合室にいる患者に緊張感は無い、付き添い無しで来られる方も多い

抗がん剤治療でリラックス出来る病院って他に無いと思う

長期に通う方が多いのは、この環境も一役を担ってる気がする




生存率

2015-05-20 13:37:52 | がんとの共生記?
ネットで肺がんの生存率を検索してみました

ステージ 5年生存率

ステージⅠ(手術後) 70~80パーセント

ステージⅡ(手術後) 50~60パーセント

ステージⅢ(手術後) 30~40パーセント

(放射線・化学療法後 15~20パーセント

ステージⅣ(化学療法後) 1年生存率が50~60パーセント

このデータがどのようにして集計されたかは分かりません

僕はステージⅣの肺がんですから、データ通りならば1年以内に死んでたかも知れない

肺がんと言っても人それぞれ状態が違い、体力・性格・気力だって違います

治療開始から5年目に入り普通に生活出来ている

厄介な病気だけど申告に考えすぎちゃいけません


抗がん剤も日進月歩進化してるし、先生も使い方を研究してます

抗がん剤の処方は患者ごとに違います

患者のQOLを最優先に考える治療が「がんとの共生」になると思います

個別治療を実施する先生が増えていますから楽観は出来ないけど

患者にとってはとっても良い

良い先生に巡り会える事を願っています




治療日

2015-05-16 00:45:31 | がんとの共生記?
治療日の支度

朝起きて、先ずはコーヒー

デイパックのチェック:タオル・本・消化剤・鎮痛剤・ホッカイロ・ポケットティッシュ・財布・保険証

           老眼鏡・マスク           

CT検査がある時は朝食抜きで出かけます

大塚駅に着いたら、セブンイレブンで100円コーヒーとパン・おにぎりを買う

大塚北口診療所のELV横のベンチでコーヒーを水筒に移す


受付を済ませ、おしっこ検査・血液検査し血圧測定・体温測定する

CT検査日(1回/月)は検査終了まで飲食は我慢する

終われば直ぐに食べ始めても良いんですが、先生の診察で直ぐに呼ばれますから

パンを半分だけ食べる

診察が終われば席の確保です

エアコンの風を直接受けない席・出来れば広いソファを確保出来れば嬉しいのだが

なかなか確保するのは楽じゃない

席が決まれば、おもむろにコーヒーの入った水筒を出しフタに注ぐ

さてどのパンから食べようか?と浮き浮きと悩む

看護師さんが来て点滴始めま~す

食べること・飲むことに全力集中

落ち着いたらデイパックから本を出す

ヘラヘラ笑いながら本を読む

点滴治療終了・会計終了


大塚駅ビルに行く

買い物ではありません、利尿剤も点滴してますからトイレ対策です

ベンチがあり本を読みながらおしっこが落ち着くまでしばし、待機する

本屋・メガネ屋・ユニクロ等にも行ってみる


ランチする

点滴直後なので抗がん剤の効果が現れてないないと勝手に考え店に行き食べる

今日は、吉野家の鰻丼(730円)

もう一度駅ビルに行き、ベンチでしばし本を読みながら待機

帰る

ベンチで身体が落ち着いたと思えたら、帰りの電車に乗る

家に帰り、布団に潜り込む

ちょっと早めの就寝

夜中に寝覚める事も有る、コーヒー飲みながら本を読む

もう一度布団に潜り込み寝る

おやすみなさい






献体

2015-05-12 20:47:11 | がんとの共生記?
せっかく宿したガン細胞

見つかった時がすでにステージⅣ

治療は抗がん剤に限られ、導入治療から継続治療に移行し早4年が過ぎ

5年目に入りました

治療と言っても完治治療ではありません、対処治療です

なのでず~っと続きます

だからと言って副作用で苦しむことは割と少ない

先生の抗がん剤選定と標準使用量より少なく処方して頂けるからです

診療所には10年通ってる患者さんは珍しくありません

僕でさえ4年も通ってる


何時終わりが来るのかは神様のみぞ知るところです

健康な人は死ぬことはあまり深く考える事はないと思いますが

がんと共生してると、ある日突然病状悪化することあるかも知れない

身体はどうすべきか?と考えます

献体して、今後のがん治療に役立てば良いと思う


元気良く点滴

2015-05-02 06:52:29 | がんとの共生記?
毎月最初の治療日はCTとハイパーサーミアがある

前日夜9時からCT終わるまでは食べられません

CTは午前10時だから13時間もある

サンドウィッチ・菓子パン・おにぎり・コーヒーをデイパックに入れて

CT終了後にがっつく、でも直ぐに診察室に呼ばれるので少し抑え気味

診察終了後は全開でがっつく

腹減ってると何でも旨い

しあわせだね~


点滴開始です

読書タイムです



タイトルはウール(ヒュー・ハウィー著)

未来SF物語です、作者はアマゾンキンドルストア電子書籍個人出版サービス、キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)で

作家スタートし最初短編小説を99セントで発売

SF愛好者にヒットし、フェイスブックやツイッター等のネット上での口コミで広がり発売3ヶ月で1000部販売となる

とてもすごいことらしい

その後、短編小説の第2部・第3部・第4部・完結編を発売し月間で1万部売る

短編1~5部を合本にした”ウール”を$5.99でKDPから電子出版する

これが月に2万部以上を売りベストセラー作家となる

あちこっちの出版社から”ウール”を出版したいとオファー来るが電子書籍の出版権を手放したくないので

全て断る

海外版のみ契約し、アメリカでは電子書籍しかないのに海外では翻訳され世界のあちこっちで出版されてる

とても珍しいケースです

現在世界28カ国で出版され、アメリカでは大手出版社”サイモン&シェスター”と電子書籍出版権を除く

ハードカバー版とペーパーバック版という紙媒体のみの共同出版契約を勝ち取る

ネットから作家デビューしベストセラー作家の仲間入りを果たす

日本の作家で藤井大洋さんも同様の道で電子書籍「小説部門」で売上1位になってるようです

本に対する考えが変わりました

電子書籍は昔の作家さんの作品を載せるもので新刊には縁が無いと思ってました

目から鱗とは正にこのことですね

本気で電子書籍を読んでみたいと思う



共生

2015-04-30 23:16:20 | がんとの共生記?
ガン細胞とは、なかなか上手く付き合えてるようだ

ガン細胞だって自分の一部だ

敵対視しても消えるわけじゃない

抗がん剤を適量使用し成長を押えながら生きるのも悪くない

先生の処方のおかげで副作用が少ない

治療開始から5年目を迎え多少進行はあるものの概ね身体の状態は良い

治療開始した頃は2~3年位かと思ったが違うらしい

ならば、ガン細胞も自分の一部には違いないから共に生きるしかないね

楽しもう


青天の霹靂

2015-04-24 23:11:01 | がんとの共生記?
突然の便栓

出したくても出せない

最近は便秘に苦しむ事は無かった

普通に便意を感じトイレに向かう

出ない。

出口までは第一陣が来てるのにそこからちょびっとも進まない

う~拙い!困った!

薄手のゴム手袋が無い

取り敢えず自力で出す努力をしてみる、玉砕


仕方なくホームセンターに向かう

車に乗るのも一苦労だ、シートにちゃんと座れない

少しお尻を浮かせながらの運転になる

汗が出て来る、脂汗か?冷や汗か?

足がプルプルし始める、筋力が落ちてるのを忘れてた

とにかくホームセンターに到着、目的の売り場に直行しLサイズの極薄ゴム手袋(100枚セット)を買う


ホームセンターのトイレに行きトライする

ビクともしない

駐車場に戻り家に向かう、汗は止まらないし歩き方も変だ(傍から見たら変なおじさんか?)

家に着く

トイレに向かう、ダメもとで自力で頑張ってみる、玉砕


ゴム手袋の登場、潤滑ゼリーを指先に付け掻き出す

少しずつ、少しづつね

第一陣を出し終える、しばし休憩

第二陣が出口に到着、自力トライするも動かず

ゴム手袋に潤滑ゼリーでトライ

難なく出し終える、しばし休憩

足がプルプルし頭痛もひどいので布団に潜り込む

体力戻って来たので、いざトイレへ

第三陣出し終える、しばし休憩

繰り返し繰り返し続ける。


ようやく終了、体力使い果たす

お風呂に入り、身体をほぐしあちこっちを揉みほぐし布団に潜り込む

おやすみなさい










我慢の日々

2015-04-18 19:23:12 | がんとの共生記?
金曜日に抗がん剤点滴治療

治療と言っても完治のためではなく進行を遅らせるためです

原発病巣は変化無し、肺の中の水の量も変化無し(自覚症状無し)

アルブミンの数値改善、腫瘍マーカー(ICTP)の数値改善

とまあ、状態は悪くないようです

点滴はアバスチン・アクプラ・アブラキサンの3種類です

今回はCT・ハイパーサーミアはしませんので採血・採尿済ませたら直ぐにパンにかぶりつきながらコーヒーを飲む

大塚北口診療所では待合室兼点滴室なのでみなさん好き勝手に飲んだり食べたり

おしゃべりしてる

こんなリラックス出来るところは他では見たことがありません

自分はお腹が落ち着いたら読書タイム

「都立水商高等学校」宝積光著、笑わずにはいられない


治療後会計を済ませ、ホッカイロを背中に貼る・マスクを着ける

点滴治療は結構体力を奪われるのでささやかな自衛です

歩くスピードは回りの人の半分位ですが出来る限り良い姿勢を意識します

でれっとするより緊張感を持った方が良いと思う


家に帰ったら布団乾燥機をかけて温めてから布団に潜り込む

足・手のむくみを落ち着かせるためです

しばし、布団の中でゴロゴロし身体を温めます

晩ご飯は多少無理をしてでも食べる

体重は65kgになる事が望ましい

2~3日は食べる量が減るので食いだめします

今回も上手く身体調整が出来たと思う

上出来!



薬剤

2015-04-06 01:32:48 | がんとの共生記?
今回治療前の検査でアルブミン(栄養状態を示す数値)の値がまた下がりました

食事量は十分なのですが、食物からの栄養吸収が出来ていません

先生とのディスカッションで理由が一つ分かりました

カッコ悪いのですが、奥歯が無いのでの十分な咀嚼が出来ないためではないか?

今後の生活では咀嚼を十分にすることと補助対策として消化酵素を飲む事になりました


治療は患者とのディスカッションで状態把握を使う薬剤を決めます

まるで推理小説のようです


患者一人ひとり薬剤の効果・副作用は違いますので最適な薬剤・使用量を決めるのは

大変な勇気が要ります

だから、患者も自分の身体の状態を常に気を遣い変化を見逃さず先生に話す事が重要です

使う薬剤の副作用はどんな事があるのかを知ってなきゃなりません

治療は先生だけに押し付けてはいけません、患者としての「プロ意識」を持つ事も大切です