人間はたまに、事実でない事を口にします。
それを「嘘」と言いますよね。
もしかすると誰を守るためだとおっしゃる方も居られるかも知れませんが、
嘘で守れる魂などありません。
もし、その嘘を「愛」と思われるならそれは、偽りの愛です。
では、何で人間は、嘘をつく生き物なのでしょうか。
それは、自分を守るためです。
それを他人のためと思い込もうとしたり
「大丈夫！俺に任せろ！！」
なんて、出来もしない約束をしてしまう。
これが男の責任とおっしゃる方もおられるかもしれません。
確かに、現実の作り方が１００％分かっていて、どんな現実でも作れる人ならそれでもいいです。
私は、本当に男らしい方というのは「負けを知る」事のできる人だと思います。
若いうちに人生失敗したからって今の地位を失うだけです。
それが怖いならもっと傷の浅いうちに負けを認めて一から出直した方がマシです。
どんなに口がうまい人でも一時的に誤魔化せたとしてもそれは、永遠に続くものではありませんし、時間が長くなればなるほど、ドツボにハマり、嘘を嘘で消し更に嘘をついて、どんどん自分の中で冷汗が出てきて結果的にすべてを失う事になります。
本来人間は、嘘をつけない生き物であるし、カルマというものを知っていれば、怖くてできないはずです。
でも、それを続けている人は、
「カルマなんて自分に関係ないよ。だって、私は神も信じてないし、占いも信じない。百歩譲って信じたとしても良い事だけを信じて悪い事は、無視するから！」って。
信じる信じないは、個人の自由です。
ですが、この世に漫然とある法則の一つです。
人間は、生きている中で少なからず、悪い芽を作っています。
自分の人生に生えているカルマという芽を良いものだけ紡いで、悪いものは、嘘をついて一時的に逃れるという事です。
あくまで一時的ですので、残念ですが無視した芽は、より太いものとして現実に逃れられない大きさで立ちはだかります。
その時点で誰かに助けを求めても手遅れです。
残念ですが、神も手を貸さなくなっています。
きっと、人生の底を見る事になるでしょう。
「何で守護霊は、助けないんだ」
と思う方も居られるでしょうが、守護霊は、その嘘を何度も止めようとするはずです。
若しくは一度、どん底まで落ちで這い上がるのを待って居られるかも知れません。
そうする事で我が無くなるからです。
今、誰かに嘘をついて居る方が居られれば、正直に本当の事を伝えてください。
もし、悪い事に芽をつぶるために自分に嘘をついているなら、その嘘を訂正してください。
その嘘は、自分を助けるものではなく、自分を落とすものだと知ってください。
少しでも早く、それに気づけば傷は浅く、もしかしたら誰かが助けてくれるかも知れません。
本当に幸せになりたいなら"自分に嘘をつかない"事です。
そして、その嘘に他人を巻き込まない事です。
何より、人の忠告は、謙虚に受け止めるべきです。
人間は、真実を見抜く「真実の目」を持っています。
それは、自分の欲望や願望を一時的に閉まって「真実を見よう」とする事で開きます。
心の目という方も居られます。
どんなに正当な言葉でもこの真実の目で見た時、嘘か本当かを見抜く事ができます。
つまり、表面的にどんなに装っても無駄だと言う事です。
例えば、お子さんが嘘をついていたり、ご主人が嘘をついていると直観で案外分かるものです。
外見的なものよりも感覚的に「嘘だ」と思っているはずです。
周りの方も気になる事があるなら自分の真実の目でその出来事や人を見てください。
そして、どんなに信用してあげたくても嘘だと感じた時、気づいたあなたが手を差し伸べてあげてください。
一日も早い方がお互いのためです。
一人の嘘がこの世を変えてしまう事もあります。
そのひとりにならないように日々、素直な自分で居てあげてください。
あなたの周りにいる方は、あなたの成功を望んでいるのではありません。
あなたと幸せになりたいと思っておられるはずです。
今、これを読んで自分に嘘があるなら、素直に謝ってください。
そして一から出直せばいいじゃないですか。
嘘で成功した人は、居ません。
嘘で幸せになった人も居ません。
私の経験上、誰も幸せにならないのが嘘です。
周りの方も本当にその人の幸せを願うなら今、正してあげるべきです。
本人がカルマの法則に従い落ちる分には、仕方がないかも知れませんが、巻き込まれる人々がかわいそうですよね。
皆さまのお幸せを心より祈念致します。
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