Tao Planning-道

あなたは、この世界でとっても大切な人です。
なぜならあなたは、この世にたった一人しかいないから。
特別な存在です。

自己責任 続き

2014年03月26日 23時29分22秒 | 良斗からの贈り物

皆様、季節の変わり目で寒暖の差が激しいですね。
お体ご自愛下さい。
さて、前回の続きです。
また、カルマと言う場合もあります。
自分が過去に誰かにした事を上司の方が返して下さっている。
つまり、それが起こったという事は、過去のカルマの清算が始まったという事でそのカルマの清算が終わり次第、上司は、普通に戻られます。
つまり、上司の方は、カルマを清算するためにあえて悪役をやって頂いてるという事になり、自分が作ったカルマの清算を手伝って下さる恩人という事になります。ありがたいですね。
更に自分に自信が持てず、言われている事をネガティブに捉えすぎた結果、そう見えている場合もあります。
更に更に上司の方は、あなたに期待を込めて言っておられるかも知れません。
「何だ!この書類は!やり直せ!バカ者!」
何て怒号と罵声を浴びせられたとします。
でもね。
人間って本当に嫌いな人なら無視をするし、仕事も任せませんよね。
こう考えてみてください。
この怒号と罵声にちょっと付け足してみましょう。
「お前ならもっとちゃんとした報告書が作れるはずだ。それだけの能力があるのに何だ!この書類は!やり直せ!バカ者!」
どうですか。
期待されている感バリバリに聞こえませんか。
表面的に物事を捉えるとその本質が見えなくなるものですね。
見えるものは、全体の20%ほどで後の80%は、目に見えないものなのです。
その方がどういう意図でおっしゃっているかをしっかり読みよる事と例え、悪意があったとしても肯定的に捉えてあげる事です。
それは、自分の為でもありますからね。
最後にもう一つ。
守護霊の意図でそうなっている場合があります。
その出来事から何かを学んでほしい場合、あえてそういう状況に置く事があります。
それは、あなた自身が何かを学べていないから違うパターンのひとつとして用意されたもの。
過去に学ぶ事から逃げたか、学べなかったか。
必要な経験として用意しています。
それを経験しないと次に進めないからです。
ゲームでもそうでしょ。
レベル1からいきなりレベル10になんてなりっこありません。
経験を積んでレベルが上がりますよね。
それと同じです。
経験しなければいけない事は、本人がどう思うがその現実は、やってきます。
ただ、どんどん過酷な状況になるのですが・・・
逃げずにさっさと学べばよいだけです。
人間は、嫌な事や失敗から学ぶ生き物ですからね。
つまり、全ての原因は、自分にあるという事です。
自分が招いた結果です。
人生は、自己責任です。
誰かが何かを言ったからそうなった訳ではなく、
誰かが言った事を自分が信じて実行した結果そうなっています。
つまり、自己責任です。
物事が起こった時に自分をしっかり観察してください。
そして、自分に原因があるのではないだろうかと考えてみてください。
そしたら誰もあなたを嫌ったりしていない事に気が付くはずです。
論語にこんなお話があります。

「子曰わく、三人行えば必ず我が師有り。
其の善なる者を擇びて之れに従い、
其の不善なる者は之れを改む。」

孔子曰く、私は、3人で行動をした場合、必ず師匠を得る。
私以外の2人の内、善なる行いをする方には、その行いを自分でも行い
悪い行いをする方からは、『私もあのような言動をしているのではないか』と反省し、悔い改める。
だから素晴らしい師匠を得るのだ。

「自分以外の全ての方は、師匠であると思いなさい。」
そうおっしゃった私の師の言葉と同じです。
そう考えると生きていく上で日々多くの師匠に出会っているありがたい状況なのです。
楽しく生きましょうね。

 

今日も皆様が笑顔でありますように。
 

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自己責任

2014年03月26日 01時12分45秒 | 良斗からの贈り物

あなたは、今の人生で満足ですか?
人間関係は、良好ですか?
という問いをした時に「NO!」と答えられる方が多いように思います。
何に満足できないのかと言えば、自分の思い通りにならないからなのです。
ずっと笑っていたいのに笑ってられない現象ばかり起こる。
会社でも家庭でもいつもギスギスしていて、落ち着ける場が無い。
原因は、何にあるのでしょう??
ようーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく
自分を観察してください。
観察するという事は、物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。です。
上司が
同僚が
夫が
妻が
子どもが云々と思ってしまうでしょう。
私は、「自分を」と言いました。
「他人を」ではありません。
例えば、上司は、Aさんには優しくしゃべるのに私には、厳しい言い方をする。
「これは差別だ!」と言いたいでしょう。
じゃ自分は、誰にでも平等に同じようにお話をしていますか?
好きな人も嫌いな人も生理的に受け付けない人にもです。
出来てませんよね。
え?表面的には、平静を装っている?
他の人がもし、あなたを嫌っていて業務上、どうしても話をしなければならない時、表面上は、平静を装っていてもどこかぎこちない感じがしているものです。
人間には、波動があります。
その波動を誰しもが受け取っています。
あの人は、とても優しいオーラを持っているとか。
あの人は、すごいオーラのある人だ。とか言いますよね。
それこそが波動です。
大嫌いだオーラをバリバリ出しながら笑顔を作っても相手の方には、見透かされています。
上司の方に嫌われたような態度を取られるのは、自分が嫌いオーラ(波動)を出している場合があるからです。
そして「この人嫌い」というフィルターを通して見るので何を見ても意地悪されてるとしか見えなくなります。

続く

 

今日も皆様が笑顔でありますように。
 

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温故知新-故きを温(あたた)めて新しきを知る。

2014年03月12日 01時40分39秒 | 良斗からの贈り物

皆様、いつもありがとうございます。
3月も中旬に入りますね。
毎日がとても早く感じています。年取ったせいですかね(笑)
何だか最近食べ過ぎでちょっと太りつつあるのでまたまた、ロングブレスで痩せなくては!!と感がている今日この頃です。(笑)

今年は、始まりの年です。
新たな人生が始まります。
それには、今まであったものを壊す必要がある場合が多いようです。
その先に新たに出来上がるものがあるからですが、壊れる事に恐怖するより、新たなものが始まる事にワクワクしてください。
その先にあるものは、あなた自身を満足させる現実です。
ですから怖がらないでくださいね。

それに必要なのは、『愛』です。
は?ですね(笑)
未来に在るものは、未知なるものですがその前にやらねばならない事があります。
それは、今まで生きて来た過去をしっかり理解し、手放すという作業です。
現在は、過去があるから今があります。当たり前ですよね。
しかし、過去に捉われていては、未来は見えません。
また、過去を見ないふりして新しい道を進むと失敗します。
だって過去は、新たな道へのヒントが詰まっている宝箱ですからね。
この過去の中で最も思い出したくないものが誰にでもありますよね。
それこそが最大のヒントだったりします。
私もいろいろな失敗や恥ずかしい事をやってきました。
そのおかげで今の自分がいます。
皆様もそう思いませんか?
いっぱい失敗した事は、恥ずかしいかも知れませんが、その失敗から得たものは、とても大きなものです。
ただ、大きなものを得たと思えるまでそのでき事を見つめるのです。
その時は、とても嫌な気持ちになったかも知れませんが、今それを振り返っても今では無いので逆に懐かしくなったり、良い思い出になっていたり、その時の気持ちがよみがえり、苦しくなったりします。
それで良いのです。
それは、過去に在った事でそれがなければ、今のあなたは、居ませんから。
車だって部品が一つでも欠けると車として役に立たないです。
ハンドルが無い車を運転する事は、出来ません。
タイヤが一本無い車も運転できません。
どんなにあなたが素晴らしいドライバーでもです。
現在もそれと同じです。
今まで経験した全ての出来事が今のあなたと今の人生を形成しています。
つまり、過去は、今のあなたのすべての設計図という事です。
その設計者は、あなた自身です。
全てあなたが選択をしてきましたからね。
そして、この現場の総責任者は?
勿論、あなた自身です。
今の人生が失敗だという話を聞きますが、失敗なんてありえません。
もし、失敗だとするならば、それは、あなた自身があなた自身を許していないからです。
過去という設計図を書き、設計した自分。
その現場を監督したのも自分です。
それで失敗ならば、責任は、自分にありますよね。
そこで始末書なんて必要ありません。
自分が自分に出す必要がないでしょ。
だって、自分が最高責任者なのですから。(笑)
始末書という反省をするのではなく、その失敗から何を学んだかをしっかり考え次に進むべきです。
時間が無駄にしている間に今という設計図は、どんどん書かれて行きます。
さっさと次の今を設計し続ける事があなたの責務です。
何が言いたいかというと、過去を自分の中で辞書にしておいてほしいだけです。
辞書とは時に、とても便利なものです。
これを持っているという事は、過去をしっかり把握し、編纂出来ている証拠です。
過去の整理ですね。
そうすれば、過去を手放せるし、おまけに自信を持って未来へ進めます。
過去を受け入れる訳ではありません。
何が起こり、どうなったか。
つまり、どんな原因でそうなり、どういう結果があったかを見るだけです。
そこには、他人様は、関係ありません。
自分自身に何が起こり、どうなったかです。
これをしっかりすると自分が信じられ、許せるようになります。
もっと言えば、許せるまで過去を見つめてください。
そして、理解してください。
そうすれば、新たな未来に進むとき、何の苦もなく、ワクワクと楽しい道が開けるでしょう。
で?『愛』は、どうなったかって?
忘れていませんよ。(笑)
『愛』ってね。『許す』ことなのですよ。
自分を信じ、愛せるように。
愛せるまで過去を見つめる。
という事です。


今日も皆様が笑顔でありますように。
 

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仁-jin

2014年03月09日 02時00分13秒 | 良斗からの贈り物

今日は、お約束通り(笑)少し難しいお話をさせて頂きますが、これから生きていく中で重要な事ですので、一緒に学んでいきましょう。
自分で少し、ハードルを上げた気もしなくはないですが・・・(-_-;)
頑張ります。 

世界4大聖人といえば、イエス・釈迦・孔子・ソクラテス(文献によっては、マホメット)ですが、その中の一人、孔子が最も大切にしていたものに「仁(じん)」という言葉があります。

論語の中にもこの文字は、沢山出てきますが、孔子は、弟子たちに違った答え方をしています。
その中で論語の陽貨第十七の六に子張と仁についての問答が記されています。

子張(しちょう)、仁を孔子に問う。孔子曰わく、能(よ)く五つの者を天下に行なうを仁と為す。これを請(こ)い問う。曰わく、恭(きょう)寛(かん)信(しん)敏(びん)惠(けい)なり。恭なれば則(すなわ)ち侮られず、寛なれば則ち衆を得、信なれば則ち人任じ、敏なれば則ち功あり、恵なれば則ち以て人を使うに足る。

現代語訳:子張(しちょう)が仁について尋ねた。孔子は、
「五つの徳目を実践できたら仁者と言えるだろう。」と答えられました。
子張が是非その五つを教えてくださいと頼むと、
「それを問うなら、次のことをやっているか、恭・寛・信・敏・恵の五つの実践だ。それが身につけば『仁』とは何かが自然にわかる。恭しさ、寛容さ、誠実さ、機敏さ、恵み深さだ。恭しく振舞えば、人から侮られる事はない。寛容であれば、人から好かれる。誠実であれば、人から信頼される。機敏であれば、功績を立てられる。恵み深ければ、人の上に立って彼らを上手く使う事ができる。」
と答えられました。

難しいですね。つまり、五つの徳が身に着けば『仁』とは何かが自然に解ると説いています。
一つずつ見ていきましょう。

・恭(きょう)
 恭しく(うやうやしく)身を慎めば、人から侮(あなど)られることはない。
 ※相手を敬い、礼儀正しく、控えめで丁寧であれば、人様から見下される事はない。

・寛(かん)
 心を広く持てば、多くの人が集まってくる。
 ※物事をいろいろな角度で見る事でポジティブに捉えられる。そうすれば、怒る事もなく、誰にでも優しくなれる。

・信(しん)
 信用を重んずれば、仕事は任せてもらえる。
 ※自分が信頼した方には、絶大なる信頼を持つ。また、自分自身も「出来る」と信じてあげる。
  また、自分が信じた方が白と言えば、黒でも白だと疑わない。

・敏(びん)
 ぐずぐずしないでテキパキと片付ければ仕事は捗(はかど)る。
 ※文句いう時間があれば、さっさと仕事しろって事。(笑)

・恵(けい)
 人に恩恵を与えられる人ならば、黙っていても人を動かせる。
 ※損得ではなく、相手に喜んで頂く事、その喜びを我が喜びとしてただ、与えさせて頂く事を喜びとする。

更にこれを日常会話に直すと
(恭)人様を偉いお人に接する時のように、誰にでも接したら偉そうに言われたり、疑われたりする事がなく、(寛)愛する人と同じように誰にでも愛情を持ってまた、物事をいろいろな角度で見る事でポジティブに捉える事で、怒りや憎しみが湧かず、誰にでも優しくなれ(信)言うことに嘘がなく、行うことは約束通りきちんと実行する事で人様からの信用が得られ(敏)それがどんな嫌な事であってもどうせやらなければならないのだから文句を言わずにさっさと行動し(恵)「みんなに喜んで頂こう」という思いで何事にも率先して心をプレゼントしていけば、黙っていても人様から動いてくださる。

と、こんな感じでしょうか。 

これを実行するのは、難しいように思えますよね。
例えば、あなたが尊敬していて、愛している方ならどうでしょう?
きっと、このような考え、言動をすると思います。
人は、愛されたい。
良く見られたい。
尊敬されたい。
そんな思いが根底にあります。
でも、愛され、尊敬されている方って、仁者ではないでしょうか。

聖人だからできるのではなく、誰に対しても愛情を持って接する事で自然と仁は、修められるのではないでしょう。
そうする事によって、誰が一番喜べるのか。
そう!!
あなた自身です。

 

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今を楽しむ

2014年03月07日 01時10分06秒 | 良斗からの贈り物

皆様、こんにちは。
暖かくなったかと思えば、突然冬に逆戻りしたり、寒暖の差が激しいですね。
皆様、体調崩されておられませんでしょうか。
さて、この2ヶ月、守護霊様達から何度も聞いた一言があります。
それは、
「今を楽しめ」
というお言葉です。
今を楽しむとは、どんな時も今を楽しめという事。
そう。どんな時もです。
とは言え、嫌な事や悲しい出来事があった時に喜ぶ事などできないですよね。
でも守護霊達は、どんな時も今を楽しめと言います。
そこで私は、楽しめているかを考えてみました。
昨年、父が他界した時に父が亡くなった悲しみより、痛みも苦しみもなく、やりたいことをやりたいだけできる世界に行って、楽しそうに働いている父を想像するととても嬉しくなりました。
ジッとしてるのが嫌な人でしたからきっと、今でも働いている事でしょう(笑)
そう考えると私もおちおちして居られなくて、もっともっと今を楽しみたくなりました。
前のブログで書いた通り、私もただの人間ですので(笑)辛い事も悲しい事もしんどい事もあります。
でもそれを楽しくする術を父の生き様から学んでおりました。
辛い仕事は、あえて自分の身を辛い所に置き、人様に少しでも楽な所をして頂く。
自分が率先してそうする事によって、辛くても心が晴々した気持ちでその仕事に挑めます。
辛い事、悲しい事、嫌な事から逃げるから楽しめなくなるのです。
更にその誰よりも過酷な環境を乗り越えた時、自分がどれだけ成長しているかを想像するとワクワクしてきます。
その成長こそが何よりのご褒美ですよね。

他人に対し、自分に対し、出来事に対し、愛を持って接すれば、どんな事も楽しめるはずです。
嫌いな人を愛する事などできないとお思いでしょうね。(笑)
では、その嫌な人を心から許してあげてください。
そして、その人を嫌がっているあなたも心から許してあげてください。
そうすれば、愛を持って接する事ができます。
「原因と結果」の著者、ジェームズ・アレンは、ある書の中にこんな事を書いています。

"愛の目を通して、この世界を見てください。
そうすれば、どこを見ても、美しい真実が心に映るでしょう。
愛に従った判断があれば、真実を見誤ることも、道を思い誤ることも、苦しみや悩みで眠れなくなることもないはずです。
すべてを愛すること。それは、常に、最高の至福の中に生きることです。"

人間は、生まれた時は、人を愛する事しか知りませんでした。
父を愛し、母を愛し、兄弟を愛し、他人を愛する。
それが生きていく中で刷り込まれていく、プライドや我というフィルターを通して世の中を見るようになりました。
その結果、歪んだ正義から争いが起き、人と人が憎しみ合い悲しい結末がやってきました。
これからの人間は、愛つまり、許す事が重要であり、そうする事で今を楽しむ事ができるのです。
人間は、生まれた時は、みんな同じ赤ちゃんだったでしょ。
どんな方も洩れなく、みんな同じだったのです。
それだけで良くありませんか?
誰が上で誰が下かとか誰が得して誰が損したとか。
みんな同じく、裸で生まれてきたでしょ。
争う事より、競う事より、愛する事を選択してみませんか。
そうすれば、今がもっともっと楽しくなりますよ。
 

追伸:徐々に古典を入れていく予定です(笑)

 

今日も皆様が笑顔でありますように。
 

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私の話

2014年03月06日 01時06分23秒 | 良斗からの贈り物

皆様、気が付けば、前のブログからかなり時間が立っていてお会いさせて頂く方々に
「良斗さん。ブログ更新してくださいよ~」
と有難いお言葉を頂戴し、早々に書かねば!!と思いつつようやく、書いている次第です。
今回は、私の事についてお話をさせてください。

今年に入り(2月3日以降)10年前に流し読みしていた中国の古典を読まされる?事が多く、今になって再度、論語を読んでいます。
人というものは、面白いもので10年も立てば、捉え方や感じ方が全く違い、新たな読み物として深く感銘を受けている次第です。
さて、難しいお話をする前に私がなぜ、中国の古典に拘るのかをお話したいと思います。
私が20代の終わりに師と思える方に出会いました。
と言ってもこの方は、既に他界されていて、いろいろな研究論文が残っているだけで直接師事を受ける事は、出来ませんでした。
27歳で係長になり、部下はほとんどが年上で新参者が突然、上司になったので部下との溝があり、仕事もままならない中、わが社のメインの顧客の要望で突然、出向する事になり、その会社の中枢とも言える仕事をする事になり、自分の中では、八方塞がり状態で毎日「今日こそ、辞めよう」とばかり考えていた時に出会ったある先生がおられました。
その先生との出会いは、社長の一言、つまり、会社命令でお出会いさせて頂きました。
ま、送迎役なんですけどね(笑)
その先生を3日間、研修の為お越し頂いていて、ホテルと研修会場の往復10分ほどだけお話をさせて頂きました。
初日は、たわいもない話。2日目は、先生の講義の話をしてくださいました。
3日目の帰り道に「そうだ、先生に相談してみよう」とおもい「先生。実は・・・」
と今まで起こった事、今の自分の状況、そして思いを語らせて頂いた時に一言
「大島さん。そのままで良いですよ。」
「そのままの大島さんで部下のみなさんにもお客様の方々にも接してあげてください」
その瞬間、体中に電気が走ったと共に心がふっと軽くなりました。
その先生が学ばれていたものから師匠に辿り着き、師匠の論文を読む中で中国の古典に出会いました。
現存される師匠の孫弟子の方に
「やはり、四書五経の四書は、現代でも有効な書物だとお考えですか?」
と聞くと
「そうですね。私たちも師匠のお言葉を理解する上で四書五経を良く読みます。」
そうおっしゃったのが読むきっかけになったのです。
そこに至る詳しい話は、長くなるのでやめにして(笑)
今まで文章を読む事が好きでなかった私が食い入るように本を読みだし、古典だけではなく、いろいろな本を読んでいました。
亜希が良く
「あの頃からいい人になったよね」って言います。
それまでは、悪い人だったのかって?
はい!悪い人でした(笑)
自己中心的で自分の思い通りにならないと怒鳴り散らして、とても偉そうな人間でした。
友人にもよく言われますね(笑)
それくらい、師との出会い、古典との出会いは、私に大きな一歩を踏み出させました。
研修の先生が言われた、「私らしく」の意味も自分なりに理解し、それ以来、部下との溝もなくなり、売り上げも好調でリーマンショックも難なく乗り越え、出向先のお客様にも信頼を得て、楽しい毎日が送れるようになりました。
結局、何が私の中で起こったのかと考えてみると
「ニュートラルでいる事が最も楽しく、楽な生き方なんだ」
と結論付けたようです。
誰に認められる必要もなく、自分が自分らしく、精一杯の事をすれば、自分だけは、自分を認めてあげられる。
誰かに何かを求める事は、その方から奪う事になり、お互いに傷つく事になる。
愛情は、プレゼントするもので、求めるものではない。
No1が一番、良いのではなく、一番下に居てみんなの笑顔を見ている方が幸せなんだ。
重要なのは、結果ではなく、どんな原因を作るかだ。
そう思えるようになりました。
勿論、儒学だけが全てではありません。
面白い事に亜希は、これを漫画で学びました(笑)
話をすると亜希の知っている事ばかりなのです。
流石というほかありませんが、私以上に亜希は、博学だと最近つくづく思います(笑)
我が守護霊に言わせれば、本も漫画も自分の想像力をフルに活用して読む事が大事だと言います。
それが学びであり、情景を浮かべながら読む事で難しい本も絵本になるのです。
私も最初から今のような人間では、ありません。
多くの書といろいろな経験と多くの方との出会いが今の自分を形成したのです。
書物は、その始まりにすぎません。
読んで人生で実行するからこそ、その意味が分かり、自分のものになるのです。

こんな私にも師匠と読んでくれる弟子がいるのですが、その方に呪術などは、ほとんど教えていなくて今は、古典を読んで頂いて「自分づくり」に専念して頂いております。
何ともな師匠で申し訳ない限りですが、「読んで下さい」と言った本は、必ず読んでいるようで会う度に少し講義をさせて頂いておりますが、弟子にも一日も早く幸せになってほしいので、しっかりと学んで頂ける環境をつくろうと思います。

今年は、私に取っても転機になる年だと思っております。
今、論語を読んでいますが、その中で多くの方々がぶつかっている問題の答えがあるのであえて、古典を引用して書かせて頂いております。
スピリチュアリストとして、もっとスピリチュアルな事を書けば良いのでしょうが今、生きるのが困難な方に
「宇宙の根源エネルギーは、愛ですよ!」
何て言ったって
「濡れたティッシュを湯葉だ!」
と言っているかのように、受け入れられるはずもありませんから人間的なお話を中心に書いていきます。
その題材の一つとしてまた、私が今の私になったきっかけが古典だったので、これからチョクチョク書かせて頂こうかと思います。
できるだけ、分かりやすく書かせて頂きますのでお付き合いくださいね。

 

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