よみがえる桐たんす 杉山箪笥店「 四代目の日記」

私は関市で古い箪笥、思い入れのある桐たんすなどを修理して依頼主様より笑顔を頂ける事を喜びとして仕事をしています。

母親からの贈り物をおろそかにしていました。

2020年04月20日 | 思い入れのある箪笥の修理
みよし市より修理依頼の夫婦桐箪笥2本を納品してきました。

この箪笥は母親より婚礼道具として用意してもらい嫁いで来られ仕事が忙しく20年間置きっ放しになっていたそうです。
引き戸はビニールが付いたままで唐紙はシミができ箪笥の下部はカビでいっぱいでした。
家をリフォームするに当たって母親に申し訳なく思い当店に依頼くださいました。
ご主人は箪笥を見て「あの箪笥が奇麗になるんや!」とビックリされ、奥様は帰りに三つ指をついて「ありがとうございました」と深々と頭を下げてくださいました。
本当に喜びを体全体で表してくださり嬉しい限りでした。
ありがとうございました。

私ども(私、親父)二人で修理作業をしていて、月に出来る本数も多くはありません。
皆様には大変お待ち頂き申し訳ありませんが二人の心を込めた仕事をしますのでお許しください。
http://www.sugiyamatansu.com
https://www.instagram.com/wadansuya/
https://blog.goo.ne.jp/tansuya1901

「タンスの修理日記」は毎日の仕事の状況を伝えるページです。
修理依頼された方の作業状況がリアルタイムに分かって頂けます。






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