よみがえる桐たんす 杉山箪笥店「 四代目の日記」

私は関市で古い箪笥、思い入れのある桐たんすなどを修理して依頼主様より笑顔を頂ける事を喜びとして仕事をしています。

世代を超えても良い物は良いと確信しました。

2016年07月04日 | 思い入れのある箪笥の修理
今日は各務原市に修理依頼を頂いた楠箪笥を久々に親父と配送してきました。

この箪笥はとても重いですが2階に上げる約束です。
心配でしたが曲がり階段でなく直線階段で安心しましたが、階段と二階との間がギリギリです。
私の親父(90歳)とご依頼者のお父様(80歳)の老人パワーを借り、汗だくで上げる事が出来ました。
出来上がりの良さに依頼者である娘様、ご両親様は「あの箪笥が・・・・」とビックリされていました。

依頼者は孫である娘様で、ご両親は修理にあまり良い顔をされていませんでしたが、ご依頼訪問時、娘さんが「私が好きで頼むんやから」と両親と強い言葉の交わし合いがありました。
お婆さんの箪笥を使いたい強い意志を感じ取れました。

亡くなられたお婆様(想像)、娘様、ご両親様の笑顔を見れ、とても良い気持ちで納品できました。

最近分かったんですが「日々の仕事」を読み自分の頼んだ箪笥の状況を楽しみに読んでいると知らせがあり、
このページを増やして良かったと実感しています。

ホームページもリニューアルして一年半、だんだん浸透しているようです。
下記アドレスよりホームページご覧ください。


http://www.sugiyamatansu.com
http://www.sugiyamatansu.com/日々の仕事/
今年よりホームページに「日々の仕事」欄を増やしました。
よろしかったらお読みください。





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