よみがえる桐たんす 杉山箪笥店「 四代目の日記」

私は関市で古い箪笥、思い入れのある桐たんすなどを修理して依頼主様より笑顔を頂ける事を喜びとして仕事をしています。

母親の思い出のタンス「大切に使います」

2020年04月25日 | 思い入れのある箪笥の修理
今日は鈴鹿市より修理依頼の桐箪笥と和ダンスを納品してきました。

ご依頼主の実家が取り壊される為、想い出の母親のタンスを奇麗にして残したいと依頼を受けました。
この桐たんすは二度目の修理であまり良くない職人の手によって色塗りがしてあり箪笥全面に新しい桐板を貼る作業が必要ですと言うと「お任せします」と快く受けてくださいました。
箪笥の出来上がりに「奇麗になってうれしい」と何度も言ってくださいました。
もう一方のタンスは子供箪笥として使われるようでタンスに使用した塗料はオスモ塗料で「お子さんが舐めても安全な物です」と言うと「お気遣いありがとうございます」と娘様が喜んでくださいました。
帰りがけに「大切に使わせて頂きます」頭を下げて頂き気持ちよく岐路につけました。
ありがとうございました。

私ども(私、親父)二人で修理作業をしていて、月に出来る本数も多くはありません。
皆様には大変お待ち頂き申し訳ありませんが二人の心を込めた仕事をしますのでお許しください。
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「タンスの修理日記」は毎日の仕事の状況を伝えるページです。
修理依頼された方の作業状況がリアルタイムに分かって頂けます。