たんぽぽ通信

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減塩は間違い

2016年12月15日 | 院長こぼれ話
一般的には、高血圧の原因とされている塩。
いまだに、それを信じて「減塩」の文字がはいった商品をせっせこ買っていませんか?

本当に塩と高血圧は関係あるのでしょうか?
結論からいうと、いわゆる「専売公社が販売していた食塩」は高血圧の原因となりうるというこです。

昭和24年に日本専売公社が発足、翌25年国民必需の公益専売となりました。
勝手に塩を作って売ることができなくなったのです。
それは、1997年に塩専売法が廃止されて塩の生産は日本専売公社から「財団法人塩事業センター」に引き継がるまで続きました。
専売公社が販売していた食塩・・・
それは、99.9%が塩化ナトリウムという精製された本来は工業用の塩。

この間に日本は高度経済成長を迎えます。
なかでも。食の変化はすさまじいものでした。
お湯をそそぐだけで食べられるようになるもの。
お湯に溶かすだけで、てまひまかけた出汁のようになるもの。
味噌・醤油・梅干し・漬け物など塩の加工品。
これらのもの全てに食塩が使われました。
そして、結果、高血圧の人が増えました。

精製された塩の何がいけないのか?
それは、体内に蓄積されることです。
海水を煮詰めた塩(自然海塩)には、ナトリウムだけでなく、マグネシウムはじめ多くのミネラル分が含まれています。
そのおかげで、取りすぎるとのどが乾き水を飲み、余分なナトリウムはその他のミネラル分とともに尿として排出されます。
やったことはありませんが、塩を大量に食べると嘔吐下痢をして体外に排出されるということも聞いたことがあります。
つまり、自然海塩はいくらとっても体内に蓄積されることなく、いいミネラルバランスを保ってくれるのです。


つまり・・・
大事なのは、「減塩」ではなく、「変塩」だったのです。

現在は、塩不足、食塩の取りすぎによってさまざまな健康被害をおこしている人がたくさんいます。
たんぽぽはりきゅういんでは、
低血圧、冷え性、熱中症、しもやけ、うつ症状、不妊、流産(不育)、妊娠中毒症、高血圧、心筋梗塞、脳溢血、骨粗鬆症、骨折しやすい、

などなど、、、(もっとあると思います)が関係していると考えてます。

今一度、台所にある塩を確認して、食塩ならば「変塩」することをおすすめします。
なお、おすすめする自然海塩とは、日本近海の海水だけを煮詰めて作ったお塩です。
自然塩と言ってるものに、外国から原塩を輸入して日本近海の海水に溶かして煮詰めているものもあるので、これはおすすめしません。
当院で食用でおすすめしているのは、「粟國の塩」です。

これは、余談ですが・・・
自分の体のミネラルバランスがいいかどうか(塩が足りてるか足りてないか)を見分ける簡単な方法は、尿の色を見ることです。
ビールの色を理想として、それより薄ければ塩分不足なので、よいお塩を積極的にとるようにしましょう。
それより濃ければ塩分過多なので、よいお塩に変え、利尿作用のある瓜科の食べ物を午前中にとるようにしましょう。

以下、参考です。

真弓定夫先生監修の美健ガイド社のマンガ


田中佳先生のブログ
http://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-10908583339.html

NAVERまとめ
https://matome.naver.jp/odai/2136607548871095101