たんぽぽ通信

たんぽぽはりきゅういんからの「お知らせ」や「気になる話題」「得する情報」などを掲載しています。

秋の養生法

2014年09月24日 | 院長こぼれ話
秋のお彼岸を過ぎれば、秋です。
さわやかな青空のもと、稲穂が実り、豆のさやがふくらみ、木の実や果物が揺れ、
土の中では根菜類がまるまると充実し、近海には脂ののった魚も回遊してきます。
どれも保存がきく食べ物ばかりですから、秋は冬に向けての蓄えの季節と言ってもいいでしょう。

秋にとれる作物は、米や豆など、私たちの血となり肉となるものが多いのが特徴です。
からだをつくる材料としては最高なのですが、つい食べ過ぎてしまうのもこの季節です。
どんなにからだにいいものでも、不消化をおこすと腸内で腐敗発酵し、体中に毒素をまわす原因になってしまいます。
ですから、食べた分、どんどん動くことが大切です。
代謝能力が高まり、カロリーの高い秋の食べ物の消化を助けることができます。
秋のうちに基礎代謝を高めておくことで、代謝能力が弱まる冬のからだの補強にもなります。

果物はヘルシーでビタミンが豊富……というイメージが定着していますが、
果糖が多く、中性脂肪をため込みやすいことはご存知でしょうか?
からだを冷やす作用もありますので、たくさん食べるのはおすすめしません。
日本に昔からあるみかんやりんご、柿などを少量楽しむ程度にしたいものです。

それから、肉を食べる時には、キノコ類・じゃがいも・玉ねぎを、
魚を食べる時には、大根をたっぷりそえて、うまく毒消しをしてください。



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9月のおすすめ ~コーレン(レンコンの粉)

2014年09月01日 | 得する情報
今年の夏は、各地で集中豪雨による被害が相次ぎ、いまだに行方不明の方もいるという現状に、大変心を痛めています。
1日も早く見つかることを望むとともに、なくなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

西日本は11年ぶりの冷夏だったという発表がありました。
我が家でも、毎年1週間~10日くらいは、暑くて寝れないという日々を過ごすのですが、
今年は、そんな日が1日もなく、冷夏だったんだなぁと実感しています。
とはいえ、9月は暑くなる日も多いとか、、、
体のバランスを崩さないように気をつけないといけませんね。

お盆が過ぎると、夜の風はめっきり秋めいてきます。
季節はすでに、秋に移行しはじめています。
そして、体の生理も、寒い冬に向けて少しずつ変化を始めているのです。
まだまだ暑い感じはしますが、来るべき秋に備えて、一足早く、秋の食べ物に切り替えましょう。

少なくとも、夏野菜を生のまま食べたり、冷たいものを飲んだりするのをやめて、
煮込んだ料理や、この季節にとれるイモ類やでんぷん質の仲間など、ちょっと陽性がまさった食べ物を増やしていきます。
陰陽のバランスを早めに中庸にもどしておくことが、秋をさわやかに迎えるコツなのです。
というのも、秋になって冷たい風が吹いた時、
からだの中の余分な水分がたまっていると、急激にからだを冷やし、かぜひきや体調をくずす原因をつくってしまいます。
胃腸の働きを整えて代謝を活発にし、
陽性食(サツマイモ・里芋・レンコン・栗・そば・ごぼうなど)で細胞を引き締めて、
秋口の不調を予防してください。

栗ごはんや、いもご飯、コーン入りご飯など、米だけのご飯と比べてでんぷん質を軽めにした主食がおすすめです。
軽くすることで食べやすくし、主食の量をきちんと増やしていくことが大切です。
新そばもでてきますから、これも秋の食の楽しみです。
お盆が過ぎると、昼間は残暑が続き暑い日もありますが、夜の風はめっきり秋めいてきます。
季節はすでに、秋に移行しはじめています。
そして、体の生理も、寒い冬に向けて少しずつ変化を始めているのです。
まだまだ暑い感じはしますが、来るべき秋に備えて、一足早く、秋の食べ物に切り替えましょう。

少なくとも、夏野菜を生のまま食べたり、冷たいものを飲んだりするのをやめて、
煮込んだ料理や、この季節にとれるイモ類やでんぷん質の仲間など、
ちょっと陽性がまさった食べ物を増やしていきます。
陰陽のバランスを早めに中庸にもどしておくことが、秋をさわやかに迎えるコツなのです。
というのも、秋になって冷たい風が吹いた時、
からだの中の余分な水分がたまっていると、急激にからだを冷やし、かぜひきや体調をくずす原因をつくってしまいます。
胃腸の働きを整えて代謝を活発にし、
陽性食(サツマイモ・里芋・レンコン・栗・そば・ごぼうなど)で細胞を引き締めて、
秋口の不調を予防してください。

栗ごはんや、いもご飯、コーン入りご飯など、米だけのご飯と比べてでんぷん質を軽めにした主食がおすすめです。
軽くすることで食べやすくし、主食の量をきちんと増やしていくことが大切です。
新そばもでてきますから、これも秋の食の楽しみです。

主菜には、根菜や里芋がたっぷり入ったけんちん汁や煮物などがおいしいと思います。
とにかく、秋口はからだを温める食べ物に切り替えることがポイント。
料理法もサッと火を通すだけでなく、じっくり煮込んだものを増やしていってください。

また、秋は、東洋医学では「肺」の季節です。
ぜんそくのある人や、乾燥するアトピーのある人が悪化しやすい季節でもあります。
そして、咳など呼吸器をやられる風邪にも引きやすくなります。
肺を養うには、便秘などのトラブルをなくし、辛いものを取り過ぎないことが大切です。
また、口呼吸ではなく、鼻呼吸にすることも重要ですので、
寝ている時に医療用テープなどで口をふさいでやるのもいいでしょう。

昔からの手当法では、「咳・ぜんそくにれんこん湯」と言われています。
れんこんは、スイレン科の多年草の植物である蓮の地下茎で、蓮は非常に生命力の強い植物です。
れんこんには、たくさんの穴があいていて、それが節の所でギュッとしまっていますが、
これが陽性に働き、人間の体の穴である気管支やのどの、炎症で緩んだ細胞を引き締める作用があります。

ぜんそく持ちの人や、風邪をひくと喉に来るという人は、日ごろかられんこんを取るように心がけるとよいでしょう。

◇れんこん湯の作り方◇
① れんこんを皮をむかずにすりおろし、布でしぼり、れんこんのおろし汁を30~40ccつくる。
② そこへ生姜おろし汁を1~2滴おとす。さらに、醤油・塩などを美味しいと感じる程度に加える。
③ 熱湯150ccを注ぐ。
 ※ 葛粉、小さじ1を加え鍋に入れ透明になるまで練ってもよい。
 ※ 熱がある時は、れんこんのおろし汁・盃1杯に生姜おろし汁を加え、生のまま飲む

れんこんを粉にしたコーレンは、手軽にれんこん湯が楽しめます。


ということで、9月のおすすめは、コーレン(レンコン粉末)です。


レンコン飴(砂糖不使用)もあります。

お湯に溶かしてレンコン湯として飲んだり、
飲みにくい人は、みそ汁にいれてのんでもOKです。
風邪をひいて咳が出る時、ぜんそくの咳にもよいです。
湿った咳が出る時は、オブラートなどに包んで頓服することをお勧めします。

コーレン 50g 500円(定価518円)
レンコン飴 100g 550円(定価562円)
HPを見たと言えば、1割引になります。(9/30まで)

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