蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

秋分の日

2022-09-24 00:06:00 | 日記












       雨もやい竜胆二輪供花にす















       桃色の竜胆咲う少女めき
















       傘要らぬ程の墓参や秋彼岸







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夜半の秋

2022-09-22 14:27:00 | 日記
昨夜の事。仕事帰りの娘、珍しく、家に上がりしばらく母娘でお喋り。
お腹空き過ぎて家までもたないから、なんかつまみ食いさせて。がほんとのところ。

キッチンカウンターに、夏のいただきものの、菓子の箱ふたつ。

ひとつは、モネの「日傘をさす女」クッキー入りだったが、すでに完食して、違うお菓子(名月さんに配ったお菓子の残ったやつ)

もうひとつは、もち吉のお煎餅。
迷う事なく、娘、もち吉の缶箱を開けて、いただきまーす。と。

福岡県民が愛してやまぬ「もち吉」間違いないね!などと言いながら。
へぇ〜そうなん?
私は正直、このお煎餅があまり好きではない。(だからいまだにいっぱい残ってる💦)
関東出身の者は、煎餅と言えば、草加せんべいのような(わかりますでしょうか。)硬くて、厚くなく、薄過ぎず、醤油味がベスト(だけど、ザラメや胡麻も良い。)
この、もち吉の厚みのある、やわやわ、ふんわり的ななんとも言えない食感のまどろっこしさ(個人の感想です🙇‍♀️)が嫌というか、慣れないというか、あー!こんなの煎餅じゃない!💢
と思ってしまう。思うだけじゃなく、口走る。悪態をつく。そして、娘と夫にドン引きされる。のだが。

ところが、娘、もち吉の優れたところを講釈しだした。

この缶。これが欲しくてもち吉を買うっていう人もいるくらい。
これ、この大きさ、形、なんでも入る優れもの。ハガキや重要書類、薬…いやもっと大事なものでも。
何故かわかる?この缶(蓋をして)水に沈めても、中に水が入ってこない。凄くない?
と来た。
えーっ?ほんと?
本当なら凄い、見なおした。(笑)
うーん、缶はそうか、知らなかった、初耳。優れてるのかも。

でも、私は中身、煎餅が…ねぇ。
まぁ好みは、人それぞれ。

あまり悪口言うと、娘、夫、そして福岡県民全てを敵に回す。

たまには食べますよ。お腹空いてたまらない時とか。分厚いから一枚でもお腹いっぱいになるからね。😬

娘は、3枚ペロリと平らげ、2枚貰ってくね〜と、帰路につく。
曲がり角で、又ね、のハザードを三つ点滅させて。

月の出が遅い。冷え込む夜。 虫の音がいっそう大きくなってきた。
秋が深まっていく。


 




















      菓子缶は夏の名残や夜の長し






(ネットより。これは可愛いイラストの箱✨)






       夜半の秋煎餅論議きりもなし














       角曲がるハザード三回星月夜







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昨日の空は

2022-09-22 09:21:00 | 日記









       鱗雲新たな季節の一頁



















       水の色零して秋の夕焼果つ




季節が一気に進んだ。
朝晩の寒さに、戸惑う。
あんなに暑かった日々が嘘のよう…。

もう秋のお彼岸。
「暑さ寒さも、彼岸まで」って本当!





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寒い💦

2022-09-20 21:47:00 | 日記













       雁渡し絡みて咲ける縷紅草












       野分去る安堵の紅の小花咲く














       青北風(あおぎた)や昨日はすでに遠きこと




台風は、この地はニュースで「過去に経験のないような危険な…」と言う形容には当てはまらない…などと言ったら、被害のあった地の方々には、大変に申し訳ないが、11号の時と同じように、肩透かしを食わされた感じだった。

だけど、天災には備えは必要、心してかかるのは当然。

二泊した孫娘は、大の怖がり。
正直、台風そのものより、この子の反応の方が心配だったのだが。

意に反して、土日とも、ポップコーンやフレンチトーストを作り、籠り居を楽しんだ。

本当は、一週間前の予定では、土曜か日曜、いつものモールではないモール(なんじゃそり(笑))の雑貨屋さんとアクセサリー専門店に行く、を楽しみにしていたのだが。

静かに過ぎた土曜から日曜にかけての夜、ぐっすり眠った孫、拍子抜けして起きてきて、じいじに、「台風は?これから?今どこにいる?」と聞く。(笑)
もう、とうに九州を通り、本州へ。テレビでは、直撃している地の猛烈な風雨の場面ばかり観ているので、ここの静けさの方が信じられない。
良かった。じゃあばあば、予定通りお昼前には、出かけようね。と喜ぶ孫。

ところが、じいじから、待ったがかかった。
吹き返しがあるだろうし、第一、店開いてないぞ。

確かに。電車、バスは運休。
デパート、コンビニ、スーパー、殆どが休み…みたい。
デパートは、様子を見ながら午後から随時開店する予定。とテレビが言ってる。

わかった。モールに電話が一番早い、と早速電話する。
電話はすぐに通じた(良かった!)だが、やはり
一応開店はしました。だけど専門店は、休業してるところが多いです。詳しくは、ホームページをご覧ください。と。

そうこうしているうちに、吹き返しの風が随分強くなってきた。
雨はさほどではないのだが。
風音に、怯える孫。
買い物も、外出も諦めた。
こんな連休もたまにはいいのかも。
実際は、がっかりだったけど、なんだかのんびり、ゆっくりゴロゴロ日がな過ごす。
こんなこともあろうかと、レンタルDVD二本が役に立った。
孫は、じいじのパソコンを借りて連日、自作の「模擬試験」に没頭。
夕方、孫を送って行く時もまだ風が強く、「ばあば、一人で帰れる?心配だよ。」と大真面目。(笑)
敬老の日だからプレゼントを買うと言ったが、この子には断った。
ばあばは、まだ敬老されるほどのお婆さんじゃないから。と(笑)

ところが、孫をマンションまで送り、玄関を開けると下の孫娘がお出迎え。プレゼントを持って、うやうやしく手渡された。(´⊙ω⊙`)

ばあば、いつもありがとう。じいじにもあげてね、と。
あらあら、ありがとう。と素直に受け取る。
タオルハンカチとハンドソープ。
可愛い便箋に、じいじとばあば宛に丁寧な文字の手紙も一緒に。
綺麗な色のタオルハンカチは、若やいで嬉しい。

帰宅する頃、やけに寒いなと気づく。気づくって可笑しいけど、本当に。昨日までどころか、さっきまでエアコンをかけていたのだ。
蒸し暑くて、除湿モードにして。

夕飯を片付け、ちょっと外へ出ると風が冷たい。
台風が、夏を連れて行ってくれたみたい。

そして、今朝。
寒い!庭の縷紅草が、遅まきながら盛りを迎えたよう。
なんとも言えない紅色。小さな花だが星のようで可愛らしい。
北風に逆らうことなく揺れる。

猛暑残暑に喘いだ夏は、遠い事のように思える。落差が激しくて、狐につままられているみたいな…。

寒い一日となった。

(雁渡しは、初秋から仲秋にかけて吹く北風。
傍題は、青北風。この風が吹き出すと、湖、空も急に秋らしく青く澄むようになる。

野分は、古くは台風の事。
歳時記では、今は野分と、台風を分けて記載している。
今回は、台風の古称として、野分を使ってみた。)








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敬老の日

2022-09-19 20:03:00 | 日記

















       ポップコーンはじけ雨の敬老日
















       祝われて老人と知る敬老日














       子帰れば秋冷いたる夕暮どき







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