久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

職員一丸となって日々公務に励んでいます。

日々の公務や生活を通じ、感じたり考えたりしたことを発信していきます。

自然の驚異と人との関係

2013年07月23日 | 日記
毎朝の習慣で、久喜地区の中落堀川沿いをウォーキングしています。

先日、散歩の途中で旧知のM氏とお会いしました。
その時、M氏は熱心にウマノスズクサ(つる植物)とジャコウアゲハ(アゲハ蝶)の関係を私に説明してくださいました。

ジャコウアゲハの名前の由来は、雄の成虫が腹の端からジャコウのような匂いをさせることによるということです。

そのジャコウアゲハのさなぎは、オオバウマノスズクサの色彩と形態と似ていることから、擬態して身を守っているとのことであり、ウマノスズクサを食することにより、ジャコウアゲハは成長していくのです。


ジャコウアゲハの幼虫です。


この関係を知っているご近所の方が、他の雑草を刈り取ることで、ウマノスズクサがしっかり育成し、ジャコウアゲハが育ちやすい環境を作り、その結果、ジャコウアゲハの乱舞を見ることが出来る、とのお話でした。


ウマノスズクサを食する幼虫です。


自然の驚異と人との関係の素晴らしいお話を聞かせていただきました。