救急医療体制の充実に向けて

この度、埼玉県と市町村、埼玉県医師会は、救急医療情報システムの機能強化を進め、救急医療体制の充実を図るための共同宣言に署名いたしました。

埼玉県は、埼玉県議会６月定例会での議決を受け、県内の全救急車約３００台にタブレット端末の配備をすることになりした。

そもそも、今年１月に久喜市内在住の高齢者の方が１１９番をしたものの、救急搬送の受け入れ医療機関がなく、最悪の事態が発生したことを受け、埼玉県、市町村、医療機関、消防署などの関係機関が改善策について検討してきたものです。

久喜市としては、今回のきっかけとなった1月の事案発生地であることからしても、早速、７月２４日（水）に埼玉東部消防組合臨時会を開催し、この度のタブレット端末に係る医療情報システムの機能強化を図りました。

救急隊が医療機関の受け入れ可否状況を正確にリアルタイムで把握できるかどうかが、今回のポイントです。
関係機関のスピーディーな連携が求められます。