舞浜ゆディズニーシーを歩みゆけばシルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京　丹人 まいはまゆ　...

白々と波を立てつつ玉菜葉に高原の風吹き抜けてゆく　丹人 しらじらと　なみをたてつつ　たま...

そのままでいいのよと吾に呟きて傘と咲く花ギボウシの花　丹人 そのままで　いいのよと　あに...

鬼押出しの見晴し台に登れれば鬼押し出せる白き雲見ゆ　丹人 おにおしだしの　みはらしだいに...

秋初めの陽の眩しかる軽井沢に靡きて涼し浅間山かな　丹人 あきそめの　ひのまぶしかる　かる...

わが屋戸の車のナンバープレートにしじみとまりて盆に入るかな　丹人 わがやどの　くるまのな...

秋立ちてなを梅雨空けぬ空を包み静かに閉ぢる朝顔の花　丹人 あきたちて　なをつゆあけぬ　そ...

一寸の身を真直に夏茜みどりが中に引く一文字　丹人 いっすんの　みをまっすぐに　なつあかね...

夏の陽の傾きゆけば東の横雲の上を月の漂ふ　丹人 なつのひの　かたぶきゆけば　ひんがしの...

わが屋戸のこの夏初の朝顔の花の色こそ薄くありけれ　丹人 わがやどの　このなつはつの　あさ...