花の名前は何を見て付けるか、はその草花の特徴的なことを見てが多いのだろうか。前回紹介したナツメは”芽吹きが遅く夏”だから。そしてヒョウタンボクは種子が瓢箪のように丸い実が2つ並ぶから。そして、この2つの花は花が咲いたときの状態から名付けられている。花茎が一つが一人静で2茎咲くのが二人静だ。が、芽吹き時はこんなに違う。先が一人静で後の写真が二人静だ。全く違う種類の草花の様相だ。面白い。
これも何とも面白い花だ。ハナイカダ(花筏)の名だ。一つの葉の上に一つの花がポツンと載っている。
この花を見ると若くして亡くなった松田優作のGパン刑事での殉職シーンの名セリフ”なんじゃこりゃ”を思い出す。この花を見た人の多くの人もそう思うのではないだろうか。ナンジャモンジャノキだ。ナンジャモンジャの樹種は何種類かあるようだが今ではこのヒトツバタゴの通称に近い。花も不思議な形をしている。
昨年は大きな実1つだったボケの実、今年は沢山の実が付いている。どこまで大きくなるのだろうか、楽しみにしている。そして2つ目の写真だ。先日、ツバキの花後剪定をやっていて見つけた。大きな実が生っている!椿の木で大きな実が生っているのを見つけたのは10年余りで2度目だ。数年前に別の木で見つけたがここまで大きくはなかった。単に椿の実が大きくなっただけの気もするが・・・不思議・不思議だ、そして驚きだ。
NHKの朝ドラでは毎回、放送の最後で色々な草花が紹介されていて楽しみにしている。4月27日月曜日に白いスミレ、ヒゴスミレが紹介されていた。これ、見たことある!と興奮しながら思い出した。1月近く前の写真だが山茱萸(サンシュユ)の木の下で咲いていたヒゴスミレだ。紫色の野スミレに比べて花は少し大きい。葉は少し細長い感じで花は純白に近い。
もう一つ、朝ドラ”らんまん”の話だ。早々に姿を消した母が好きな花と言っていたオウレンは日本特有の生薬のようで古くから消炎、止血、などの薬として汎用されてきたようだ。写真の花はオウレンの1種セリバオウレンで花は3月中旬ごろに咲いていたものだ。2枚目は現在の姿だ。種子だろうか、こんな形を見せている。夕方に映したものだが偶然、ジャコウアゲハが止まっているのが写り込んだ。今夜はここで眠るようだ。
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