goo blog サービス終了のお知らせ 

花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

12月7日 二十四節気 大雪(だいせつ) 七十二候 大雪初候 閉塞成冬(そらさむく ふゆとなる)

2022年12月06日 | 景色

 白々と明けてくる光景も冬の感じになってきた。雲が東の空を重く覆っている日が多い。剪定をやってもらったモチノキとその向こうにある花梨の木の間から雲間に顔を出した朝陽が拝める。

  

 毎年、2mぐらいの高さに伸びた枝を切り、また伸びた木に付く青葉を楽しむ青桐。今年も黄葉と化し散る寸前となった。ある日の朝、4本ある桐の木の一番北側にある木の葉が見事になくなっていた。桐の木は散るときは一度にバサバサと散り一夜で木は坊主姿になる。”一葉落ちて天下の秋を知る”と言う諺がある。この”一葉”は青桐の葉のことのようだ。

  

 二十四節気”大雪”を迎える庭木、まだ秋の気配が残る木もある。老爺柿雌木に残る柿の今だ。この柿に限らず小さい柿が木に残る光景は魅かれる。そして今年初めて花を付けた野ボタンも椿の木に挟まれながら隠れるようにまだ咲き続けている。

  

 集団で行動する鳥エナガが久しぶりに表れた。いつの間にか十数羽で出現し、木々を渡りサッといなくなる。スズメよりは一回り小さく、名の通り尾が長い。チュッチュッと鳴きながら次々と木を渡り飛ぶのを眼で追いかけ、一瞬の出来事を楽しんだ初冬のひと時だ。

  

明日12月7日(旧11月14日)は二十四節気 大雪(ダイセツ)だ。山に積もっていた雪が里にも積もり始め、季節は真冬へ。七十二候雪初候 閉塞成冬(そらさむく ふゆとなる)も同じような意味で天も地も寒さで塞がれ、本格的な冬となる頃を表す。

 先週末、時雨模様の日々が続いた。そんなある日の午後、北の空に虹が掛かった。11月22日 小雪初候 虹蔵不見(にじ かくれてみえず)から10日後ぐらいの日だ。冬の虹は夏の虹のようにくっきりとは見えず、ぼんやりと消え入りそうな感じだがそれはそれで味わいがある。次の日は一段と冷えた朝だった。我が家西側に位置する池田山が初冠雪となった。そして虹も掛かった。朝の散歩中の出来事、急いで帰ったが虹は消えかかり、柿の実の向こうに薄っすら見えるばかりになっていた。急いで駆けて帰ったつもりだが・・・どうも速足ぐらいだったようだ。

  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。