”春本番”になり、花の咲くスピードに書く方が遅れる。そんな中、更に出来事2つである。先ず、久方ぶりに眼の前に雉(キジ)が現れた。写真は散歩道、茶畑横の草むらにちょっと逃げ腰気味に姿を見せた雄の雉鳥である。赤い大きなトサカ(?)と派手な模様の羽そして写真にはないが長い尾が目立つ。
右は金魚池に作っている鹿威しである、石を叩くが3年ぐらいで竹が割れた。新しい竹で叩く音は心なしか澄んだ音で聞こえる。
蔓の花2種である。左はアケビの花である。右側に連なる閉じたように見えるのが雄花で左下に小さいバナナのように見えるのが雌花である。違う株から取ってきた雄花を雌花にすり合わせるようにして受粉した。今年の実りが楽しみだ。右側は郁子(ムベ)の花である。こちらは放置していてもたくさん実る。
山菜2種である。左は清らかな水が流れる川でよく見るコゴミである。岐阜へ来てから知った川沿いにある山菜だが嚙んだ時の食感そして少しの苦みが嬉しい。そして右は独活(ウド)である。どちらも畑の端に植わっており、芽吹きから収穫までも楽しめる。
こちらは好きな木の花、利休梅だ。”利休の愛した花”との説もあるがこの花が日本に入ってきたのは利休時代より後のようだ。梅の花を大きくしたような花弁だが、それぞれの枝が上に昇るように咲く。利休の時代にはなかったようだが”利休梅”の名には頷く。
こちらはポポーの花である。ポポーの実を見ることが少ないが花はもっと珍しい。実の外観は上記したアケビ・ムベに似ている。東南アジア原産で、味にもトロピカル感があり、あまくおいしい。日本で商品化しようと試みたこともあるようだが皮が短期間で黒くなり見た目に綺麗でなく売れなかったようで諦められたと聞く。
最後は白雪草である。白雪ゲシの名もあるようだ。夏に葉が白くなる”初雪草”と間違われることも多いようだ。長い茎の先に可憐な花を付ける。真っすぐの茎に咲く姿は”白雪姫”のイメージに合う。
庭・畑さらに土手は、初冬から咲き続ける椿を追いかけるように花々が咲き始めた。どこでどの花が咲くかわからない。気をつけていないと小さな花は見落とす。”乱れ咲く”がぴったりの畑・庭、住人に相応しいのかも知れない。
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