今日7月18日、東海地方は梅雨明け宣言があった。明けるのはうれしいが、猛暑日続きになるのもなー、だ。が、今年の梅雨は暑い日も多かった。草花も大きく育ったものが多い。棗の木の下で咲くベルガモットだ。花の形状からの名だろうが和名は松明草。花びらが開いている状態だろうかと近づく。棒状の花びらが上下に開いている不思議な形状だ。
青桐の根本、夏には嬉しい涼しさを感じさせる花が咲いた、オオボウシバナだ。野に咲くツユクサに似ていると思って調べてみるとツユクサの栽培変種とのこと。通称アオバナと呼ばれていて、滋賀県草津市の”市の花”に指定されているようだ。
前回、紹介したチコリの花だ。大きく茎を伸ばし、その茎の途中のところどころに花を付けている。薄青い花びらが清々しい。
これも前回紹介したカサブランカだ。後ろに見えるダイダイの木の高さまで伸び、たくさんの花を咲かせている。
”こりゃまた、可笑しな”と言いたくなるような花びらをしている、グロリオサの名だ。熱帯アジア・アフリカ原産のようだ。花びらが開ききっているが球状の状態が見頃の花らしい。その状態から和名でキツネユリ・ユリグルマの名がある。確かにユリの花に似ているがイヌサフラン科の花だ。
梅雨明けが近くなったと感じた一昨日16日、ミンミンゼミが羽化しているのを見つけた。1枚目は殻を破り半分ぐらい顔を出したところだ。そして、2枚目は脱皮し終わり羽を乾かしている状態だ。
以前から紹介しているがジャコウアゲハと言うクロアゲハの1種を飼っている(?)。蝶を飼っていると言うのは変だがジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサしか食べない。従ってウマノスズクサを育てているとジャコウアゲハはこのウマノスズクサに卵を産み付け、卵から孵化した幼虫はウマノスズクサを食べて成長。そしてサナギを経て蝶に羽化する。ウマノスズクサが植わっている場所は殆どないため蝶は他には何処かへ行っても戻ってくる。蝶は好みの草木があるようで、アゲハ蝶の1種のキアゲハの幼虫は柑橘類の葉を好む。モンシロチョウ類の幼虫は菜の葉を好む。童謡で🎵”ちょうちょちょうちょ 菜の葉に止まれ・・・”と言う歌詞がある。蜜を吸うなら葉ではなく花、と思うが”葉”と言う歌詞なのは卵を産むことを歌っていると読んだことがある。ところで、この脱皮時間だがチョウは非常に短く、羽化し始めてから30秒でサナギから抜けて折りたたんだ羽が伸び始める。今回のセミ、この頭を出した状態から動画を撮り始めたがなかなか進まない。これは脱皮途中で死んだかもとあきらめた・・・が、30分後に行ったときには2枚目の写真状態。もう少し、蚊と闘いながら我慢したら良かったかなー・・・でも蚊もつらいなー。