毎年6月から7月はコンクールシーズンでいろいろなところへお手伝いに行っています。しかし今年は楽譜が見にくくて大変でした。
そんな中、7月中旬に再検査。
「けっこう膜が張って、黄斑が引っ張られて盛り上がっていますね。」
「視力もまた少し落ちていますし、手術をしてもいいタイミングかもしれません。」
できれば入院は避けたいのですが、と先生に相談すると
「そうですか、では日帰りで信頼できるところを紹介しましょう。都内ですが大丈夫ですか?」
「マスコミには出てきませんが、われわれ眼科医の中では知らない人はいない先生です」
多少時間がかかっても通います!ということで、蔵前にあるTクリニックを紹介していただきました。
紹介状を書いていただき、予約(完全予約制)をし、コンクールが一段落した8月初旬に初診で伺いました。
大変きれいなクリニックで、広い待合室は人でいっぱい。検査室にはいろいろな検査機器が並んでいます。
いくつか検査をして診察。
「これは手術で膜を取るしかありません。同時に白内障の手術も行います。黄斑上膜の手術をするとほとんどの方が白内障になるからです。」
「今からでしたらちょうどキャンセルが出たので8月下旬にできます。その後は9月になります。」
それでお願いします!ということで手術日決定。その後血液検査や心電図、さらに詳しい検査を10種類くらいしました。
初めての体験だったのは、心電図のときのような電極?を「顔と眼」につける検査。他にも「網膜の細胞の数を調べる検査」など、こんな検査もあるのか!いや、そもそもそんなことまでわかるのか?」と驚きました。
すべて終わったのは15時くらい。初日は5時間かかりました。ちょっとぐったり。
(つづく)