日々是脱力。

長野県塩尻市で田宮流居合・全日本剣道連盟居合を稽古しています。
刀を振っているつもりが刀に振り回されている日々。

第34回長野県居合道大会

2014年07月14日 | 大会報告

7月13日、諏訪市武道館にて第34回長野県居合道大会が開催されました。 



師範、団体戦 優勝
個人戦四段の部 優勝

団体戦2連覇です。  

団体戦、個人戦とも制覇
されました。全戦全勝、負け無しのオニの師範が復活したわけですが、恐ろしいのは旗一本取られたのはたった一試合だけ、あとはすべて3-0のストレート勝ちだったというところです。しかも、団体戦・個人戦とも決勝戦を3-0で完封。3年前、三段に昇段したばかりの長野県大会でいきなり三段の部を制し、のちに2連覇されましたが、今回も四段に昇段したばかりで諸先輩方を抑え四段の部優勝。四段の部決勝戦は、まさに圧勝でした。

さて、私ですが、団体戦 優勝個人戦二段の部 二回戦敗退(1-2)「今年のワタシは一味違うのよ」計画の一環として、大会当日まであの悶絶技の実行を逡巡してましたが、結果的には、初戦、すなわち団体戦一回戦からやっちゃいました(笑)

昨年団体戦で優勝したものの、私はその優勝に何も貢献できないまま、ただ優勝チームに名を連ねたことを恥じておりました。だから今年は自分もとにかく役に立ちたいと思っておりました…が、それなのに、「悶絶の日々の成果」をいきなり団体戦で試してしまいました。いろいろ思うところがありまして、今回の長野県大会でこそ悶絶バージョンの「除身」を抜きたかったんだもの! 

で、その団体戦は一回戦から決勝戦まで4試合ありましたが、先鋒戦を全部勝ちました。一回戦だけ旗一本取られましたが、あとは決勝戦まで3-0。これまで完封されたことはあっても、完封したことはなかったので嬉しかったです。とにかく、一回戦を2-1でなんとか勝ったとき、少しほっとしました。

準決勝まで先鋒戦を全勝で残り、これで大将や中堅の先生方に顔向けできると思い、決勝戦を3-0で勝ったときに、これで表彰式が公開処刑にならずに済むと思えました。この決勝戦、対戦相手は格上の三段でしたが、これで負けたならもう仕方がないと思えるくらいやりきった感がありました。やはり、こういう感じでないと勝てないのかな。決勝戦が、この日いちばんよくできたと思える演武でした。この歳で6試合目だといいかげん疲れてきて、余計な力が入らずに済んだというのもあると思います(笑)

今回は、大将も中堅も強いけど、先鋒はお荷物ではなかったと思いたい。ただ、私だけじゃなく、大将の師範も中堅のМ先生も一回戦から決勝まで全勝だったんです。しかも、師範もМ先生も、個人戦でも決勝に残る猛者。個人戦タイトル無いの私だけです。あぁ、個人戦は残念なことに二回戦で散りました。組み合わせを見て、一回戦の相手が昨年の二段優勝者だと知ったときに組み合わせ運の悪さを呪い、一回戦敗退が濃厚か?とちょっと不安だったところをなんとか勝って二回戦に進めたんですが、その二回戦は勝てませんでした。二段の部は大学生やら若者が多くて、体力のピークをとっくに過ぎたこちらとしては大変でございます。

昨日は、団体戦・個人戦合わせて5勝1敗。
団体戦・個人戦両方制覇するような師範を持って、その弟子として個人戦タイトル無いのはどうなのよと思うところではありますが、今年のワタシは一味違ったかな
師範の記念写真に優勝旗が写っていますが、これが団体戦の優勝旗です。これをいただくのに今回は少しは貢献できたと思ってください




さて、最後の一枚は四段の部一回戦、師範の演武中の画像。制定居合10本目「四方切り」、四人目の敵を斬ったところ。奥の黒道着が師範です。


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