オオバンって鳥をご存知ですか?
諏訪に雪がどっさり積もった2月1日、諏訪湖畔の道の真ん中に集団でいた黒い鳥に通せんぼされました。
真っ白な積雪路にやけに目立つ、鴨とは嘴の形状も体型もまったく違う真っ黒い鳥、【オオバン】っていいます。
コハクチョウやカモたちと一緒に水辺にいますが、カモの仲間ではなくてクイナの仲間だそうです。クイナといえばヤンバルクイナ。ヤンバルクイナの仲間なんですね。ヤンバルクイナはほとんど飛べませんがオオバンは渡り鳥。同じクイナ科でも違うものですね。泳ぎが得意なカモでも中には潜水が苦手な種類もいますが、オオバンは泳ぎも潜水も得意です。
コハクチョウについてはこちらのページ「白鳥の湖」
カモについてはこちらのページ「カモの湖」
この画像のオオバン以外の鳥はどれも潜水できない種類
この【オオバン】、諏訪湖の鴨たちに混じってたくさんいます。
しかし埼玉県ではレッドリスト(絶滅寸前・絶滅危惧I類)なんですって。
一見真っ黒の体に白い嘴と額、モノトーンのカラーリングは鳥としては地味な部類に入るのでしょうが、観察してるとこれが結構可愛いです。
よく見ると頭が黒くて体はグレー、ツートンカラーなんですね
水の中を覗き込んで餌を探し、潜って採ります
陸に上がって餌を採ることもあります
雪の中、氷の上を連れ立って走るオオバン
てってってっ
てってってってってっ
この時期の諏訪湖はコハクチョウが人気ですが、コロンと丸っこい体型の黒い鳥もどうぞよろしく
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