朝7時頃見たときにはまだ変化がなかったのに、
帰宅して夕飯作って、あっそうだヒオドシチョウと思い出し見に行くとこうなっていた。
蛹の殻の下のほうが破れていて、すっかりもぬけの殻だった。
だが、これだけだとちゃんと蝶になれたのかわからないので、
殻の中をよく見てみたが、やはりどうも寄生された感じもない。
蛹のついていたちょうど真下のフェンスが赤くなっていた。
羽化液がついたものだろう。
これでほぼ蝶になれたと確信が持てた。
他の個体が強風で吹き飛ばされて残ったのはこいつだけだったから、
何とか蝶になれてよかったなぁと素直にうれしい。
このヒオドシチョウが蛹になったのは5月8日か9日なので、
羽化にかかった日数は17日か16日ということになる。
私の予想では羽化は20日頃と思っていたので、
なかなか出てくる気配がなくハラハラしていたのだ。
途中、もしかしたら出てくるのは寄生蜂かもしれないと思ったり、
でもそれはそれでいいことなのかもしれないと思ったりした。
今夜は(も)美味い酒が飲めそうである。
<ヒオドシチョウ観察記録>
5月8日、
5月9日、
5月11日、
5月13日、
5月22日