しおさいの里 幻の動物王国 追悼 本多忠祇 予告編
千葉県にしおさいの里と呼ばれる犬の楽園?があったらしい。
そこでは、本多忠祇さんという70才の男性が保護した犬たちの世話をしていた。
その活動は三十年くらい前からずっと続いていたようだ。
最も多いときで600匹以上の犬の世話をしていたらしい。
昔ワイドショーで話題になったらしいのだが、私は記憶になかった。
活動が紹介された当時は称賛され、寄付金もたくさん集まりボランティアもいたらしいのだが、
その活動実態がどんどん明らかになると一気にバッシングされるようになったとのことだ。
不衛生だったり、届け出をしなかったり、寄付金の用途が怪しかったり、そんなことらしい。
それでも本多氏はしおさいの里をやめなかった。
後に家はなくなり家族も去り、一人施設内のワゴン車で生活していた。
土地ももう自分のものではなかったらしい。
つまり、ホームレスのようなものだったのだ。
だけど、その土地の持ち主の厚意なのかどうかはわからないが、
しおさいの里を維持し続け、悪く言えばそこに居座っていたということになる。
しおさいの里は粗大ごみで溢れ、ゴミ屋敷、
いや、屋敷ではないから粗大ごみ置き場のようなところだ。
人が通ると数十匹の犬たちが一斉に吠えまくる。
ド田舎だから許されていたのだろうか。
本多氏には野望があった。
犬たちの写真集を出版し、その収益で寺をつくるという。
このドキュメンタリーを見るとその辺の話も面白いのだが、
要は教祖様になってお金を集めたいらしいのだ。
本多氏は妙にカリスマ性を感じさせる人で、よく考えるとおかしな話なのだが
聞いていると何だか吸い込まれていくようなそんな人である。
魅力的な人間だけど、危険人物でもありそうだ。
その本多氏は、昨年12月に亡くなったそうなのだ。
詳しいことは明かされていないが、しおさいの里にはもう犬たちもいないらしい。
本多氏は結局、野望を果たさないまま逝ってしまったのだ。
というか、客観的に見れば果たされるわけのない野望なのだが。
それでも本多氏は本気で楽しそうに野望を語っていた。
世話されてる犬たちも、傍目からは劣悪な生活に見えるが幸せそうなのだ。
犬たちは本多氏を信頼しているし、本多氏も犬たちは裏切らないと言う。
しおさいの里は粗大ごみ置き場だったけど、彼らの楽園だったのだ。
千葉県にしおさいの里と呼ばれる犬の楽園?があったらしい。
そこでは、本多忠祇さんという70才の男性が保護した犬たちの世話をしていた。
その活動は三十年くらい前からずっと続いていたようだ。
最も多いときで600匹以上の犬の世話をしていたらしい。
昔ワイドショーで話題になったらしいのだが、私は記憶になかった。
活動が紹介された当時は称賛され、寄付金もたくさん集まりボランティアもいたらしいのだが、
その活動実態がどんどん明らかになると一気にバッシングされるようになったとのことだ。
不衛生だったり、届け出をしなかったり、寄付金の用途が怪しかったり、そんなことらしい。
それでも本多氏はしおさいの里をやめなかった。
後に家はなくなり家族も去り、一人施設内のワゴン車で生活していた。
土地ももう自分のものではなかったらしい。
つまり、ホームレスのようなものだったのだ。
だけど、その土地の持ち主の厚意なのかどうかはわからないが、
しおさいの里を維持し続け、悪く言えばそこに居座っていたということになる。
しおさいの里は粗大ごみで溢れ、ゴミ屋敷、
いや、屋敷ではないから粗大ごみ置き場のようなところだ。
人が通ると数十匹の犬たちが一斉に吠えまくる。
ド田舎だから許されていたのだろうか。
本多氏には野望があった。
犬たちの写真集を出版し、その収益で寺をつくるという。
このドキュメンタリーを見るとその辺の話も面白いのだが、
要は教祖様になってお金を集めたいらしいのだ。
本多氏は妙にカリスマ性を感じさせる人で、よく考えるとおかしな話なのだが
聞いていると何だか吸い込まれていくようなそんな人である。
魅力的な人間だけど、危険人物でもありそうだ。
その本多氏は、昨年12月に亡くなったそうなのだ。
詳しいことは明かされていないが、しおさいの里にはもう犬たちもいないらしい。
本多氏は結局、野望を果たさないまま逝ってしまったのだ。
というか、客観的に見れば果たされるわけのない野望なのだが。
それでも本多氏は本気で楽しそうに野望を語っていた。
世話されてる犬たちも、傍目からは劣悪な生活に見えるが幸せそうなのだ。
犬たちは本多氏を信頼しているし、本多氏も犬たちは裏切らないと言う。
しおさいの里は粗大ごみ置き場だったけど、彼らの楽園だったのだ。