
現在、観察中のヒオドシチョウの蛹。
10日の強風と昨日12日の台風にも耐え抜いた、たった一つの蛹である。
<ヒオドシチョウ観察記録>
5月8日、5月9日、5月11日
こいつが生き抜いている要因は、絶対的にそのくっついている場所にある。
背後にはブロック塀があって風を遮り、フェンスは頑丈で揺れない。
地面からの高さが4,50cmと低いことも、風の影響を小さくしているかもしれない。
とてもラッキーな場所にくっついているのだが、
実はここ、幼虫時代に暮らしていたであろう木からとても近い。
3mほどの移動距離である。
うんと遠くまで移動したものや、フェンスの高いところに登ったやつもいたというのに、
こいつは縦にも横にも大して移動していないのである。
なんてラッキーなやつなのだ。
もし蛹になったのが5月8日だとしたら、羽化するのは20日頃だと思う。
何事もなくその日を迎えられることを祈ろう。


エゴノキの花にはいろんな虫が寄ってくる。
一番よく見かけるのはクマバチ。

ヤマボウシの花。
あんまり上手く撮影できなかった。
5月8日に裏の雑木林でヒオドシチョウの前蛹を発見し、
5月9日にはたくさんの蛹を見つけ、幼虫時代の生活場所まで目星をつけた。

写真は、うちのベランダから雑木林を見た様子。
30mの間のフェンスに十数個体、植え込みに数個体、樹木の枝に1個体見つけた。
もっとも遠いものは、雑木林の出入口付近で発見。
8日に見つけた2個体(フェンスと枝)がそれである。
なんと、昨日5月10日の夜はものすごい強風が吹き荒れた。
ほんの一点でぶら下がっているだけのヒオドシチョウの蛹たちには最悪の状況だ。
昨夜のうちに一つの蛹だけ確認しに行ってみたところ、もうその姿はなかった。
どうやら風で飛ばされてしまったようだ。

フェンスの白くなっている部分(写真中央)が蛹のくっついていた所。
今日になって、ほかの蛹たちはどうなっているか見に行った。
軒並み壊滅状態であった。
まったく姿を確認できなかった。
あの、マユミの枝でゆりかごのようにゆらゆら揺れていた蛹も見当たらなかった。
たった一晩の嵐で全滅してしまうとは。
地球上の生物にとって最も恐ろしいのは、
捕食者でもなく病原体でもなく、天災なのかもしれないね。
それにしても、全滅なんてあまりにも酷だと思い、
一匹くらいいるんじゃないかと辺りをしらみつぶしに探してみた。
そしたら、やっとのこと無事な一匹を見つけることができた。

フェンス組は十数個体いたのだが、確認できたのはこの1個体のみ。

ちなみに、こいつがくっついていたのはこんなところ。
地面から4,50cmの高さ、真後ろにブロック塀がある。
風を遮るものがあり、低い場所だったのが幸いしたようだ。
あとは、これからまだ来るだろう嵐と、捕食者と寄生生物にやられなければ蝶になれる。
この1匹のみでは心許ないなぁ。
5月9日にはたくさんの蛹を見つけ、幼虫時代の生活場所まで目星をつけた。

写真は、うちのベランダから雑木林を見た様子。
30mの間のフェンスに十数個体、植え込みに数個体、樹木の枝に1個体見つけた。
もっとも遠いものは、雑木林の出入口付近で発見。
8日に見つけた2個体(フェンスと枝)がそれである。
なんと、昨日5月10日の夜はものすごい強風が吹き荒れた。
ほんの一点でぶら下がっているだけのヒオドシチョウの蛹たちには最悪の状況だ。
昨夜のうちに一つの蛹だけ確認しに行ってみたところ、もうその姿はなかった。
どうやら風で飛ばされてしまったようだ。

フェンスの白くなっている部分(写真中央)が蛹のくっついていた所。
今日になって、ほかの蛹たちはどうなっているか見に行った。
軒並み壊滅状態であった。
まったく姿を確認できなかった。
あの、マユミの枝でゆりかごのようにゆらゆら揺れていた蛹も見当たらなかった。
たった一晩の嵐で全滅してしまうとは。
地球上の生物にとって最も恐ろしいのは、
捕食者でもなく病原体でもなく、天災なのかもしれないね。
それにしても、全滅なんてあまりにも酷だと思い、
一匹くらいいるんじゃないかと辺りをしらみつぶしに探してみた。
そしたら、やっとのこと無事な一匹を見つけることができた。

フェンス組は十数個体いたのだが、確認できたのはこの1個体のみ。

ちなみに、こいつがくっついていたのはこんなところ。
地面から4,50cmの高さ、真後ろにブロック塀がある。
風を遮るものがあり、低い場所だったのが幸いしたようだ。
あとは、これからまだ来るだろう嵐と、捕食者と寄生生物にやられなければ蝶になれる。
この1匹のみでは心許ないなぁ。
昨日、裏の雑木林で、蛹になる準備をしていたチョウの幼虫を見つけたのだった。
(⇒裏の雑木林をうろついてみた。)
おそらくヒオドシチョウなので、そう呼ぶことにして話を進めよう。
昨夜のうちに蛹になったことを確認し、今日写真を撮ってきた。

丈夫なフェンスを選んだしっかり者。

こちらはマイペースの自然派?
どちらも無事、蛹になることができた。
寄生生物にやられていなければ、20日頃には羽化するのではないかと思われる。
ヒオドシチョウは、蛹になるまで集団で生活する。
なので、他にもきっといるはずだと辺りを探してみた。
すると、フェンスにくっついているのを十数個体見つけた。
このフェンスは、雑木林とうちのアパートの境界になっている。
さらに、フェンスとアパートの間には植え込みがあって、
そこにもぱっと見、数個体はくっついていた。

こいつはこれから蛹になるやつ。
今まさに蛹になっているやつもいて、
幼虫の頃の皮を脱ぎ捨てるのに体をブンブン回していた。
それがものすごい揺れようなので、
自らの振動で落っこちてお陀仏するやつもいるだろうと思われるほど。
このヒオドシチョウたちは一体どこで集団生活していたのだろうという疑問も浮かぶ。
ヒオドシチョウの食樹はエノキということになっているが、
ほかのニレ科の木やヤナギ科の木にもつくらしい。
辺りを見渡してみると、樹種はわからないのだが、
ちょっと前まで彼らの棲家だったろうと思われる木を見つけた。

すっからかんに葉を食われている。
まだ幼木だし葉がないので樹種はよくわからないが、エノキのような気もする。

ヒオドシチョウがみんな出ていって、ようやく新芽を伸ばせるようになったらしい。
こんなに丸裸にされても生きているのだから、自然の生物はタフだね。
そういえば、この蛹たちの棲みたい場所No.1はフェンスみたいだ。
次は植え込み。雑木林の枝には、昨日見つけた1個体しかなかった。
自然の生物なのに、自然派は少ないようだ。
おそらく、樹木の枝までの移動が大変なのだろう。
今回はたまたまフェンスのほうが近くて手っ取り早かっただけかもしれない。
(⇒裏の雑木林をうろついてみた。)
おそらくヒオドシチョウなので、そう呼ぶことにして話を進めよう。
昨夜のうちに蛹になったことを確認し、今日写真を撮ってきた。

丈夫なフェンスを選んだしっかり者。

こちらはマイペースの自然派?
どちらも無事、蛹になることができた。
寄生生物にやられていなければ、20日頃には羽化するのではないかと思われる。
ヒオドシチョウは、蛹になるまで集団で生活する。
なので、他にもきっといるはずだと辺りを探してみた。
すると、フェンスにくっついているのを十数個体見つけた。
このフェンスは、雑木林とうちのアパートの境界になっている。
さらに、フェンスとアパートの間には植え込みがあって、
そこにもぱっと見、数個体はくっついていた。

こいつはこれから蛹になるやつ。
今まさに蛹になっているやつもいて、
幼虫の頃の皮を脱ぎ捨てるのに体をブンブン回していた。
それがものすごい揺れようなので、
自らの振動で落っこちてお陀仏するやつもいるだろうと思われるほど。
このヒオドシチョウたちは一体どこで集団生活していたのだろうという疑問も浮かぶ。
ヒオドシチョウの食樹はエノキということになっているが、
ほかのニレ科の木やヤナギ科の木にもつくらしい。
辺りを見渡してみると、樹種はわからないのだが、
ちょっと前まで彼らの棲家だったろうと思われる木を見つけた。

すっからかんに葉を食われている。
まだ幼木だし葉がないので樹種はよくわからないが、エノキのような気もする。

ヒオドシチョウがみんな出ていって、ようやく新芽を伸ばせるようになったらしい。
こんなに丸裸にされても生きているのだから、自然の生物はタフだね。
そういえば、この蛹たちの棲みたい場所No.1はフェンスみたいだ。
次は植え込み。雑木林の枝には、昨日見つけた1個体しかなかった。
自然の生物なのに、自然派は少ないようだ。
おそらく、樹木の枝までの移動が大変なのだろう。
今回はたまたまフェンスのほうが近くて手っ取り早かっただけかもしれない。
今日、裏の雑木林で面白いものを見つけた。

たぶん、ヒオドシチョウの幼虫。
蛹になるために、フェンスにくっついたみたいだ。
ずいぶん頑丈な場所を選んだものだ。
でも、ここは雑木林に出入りする人の目につきやすい場所なので、
このまま無事にいられるか心配である。
とくに子供の目についたら、悪戯されそうな気がする。

こちらもヒオドシチョウの幼虫。
マユミの枝にくっついて、風にゆらゆら揺られていた。
こちらは人にも鳥にも見つかりにくそうだが、強風には弱そうな気がする。
住まい選びはなかなか難しいね。
この前蛹の写真を撮ったのが朝の8時頃。
先程(夜8時頃)見に行ったら、ちゃんと蛹になっていた。
夜なので撮影はしていない。明日の朝、撮ってみる。

エゴノキの花。
これの実はサポニンを含んでいて、石鹸代わりに使えるらしい。
シャンプー代わりにもなるのだろうか。

マユミの花。

サワフタギの花。
この時期は、白くて控えめな花が多いような気がする。
そういえば、うちのベランダからヤマボウシの花が咲いているのが見える。
近づいて写真を撮りたかったが、花は高いところにあって、
しかも上向きに咲いているので無理だった。

たぶん、ヒオドシチョウの幼虫。
蛹になるために、フェンスにくっついたみたいだ。
ずいぶん頑丈な場所を選んだものだ。
でも、ここは雑木林に出入りする人の目につきやすい場所なので、
このまま無事にいられるか心配である。
とくに子供の目についたら、悪戯されそうな気がする。

こちらもヒオドシチョウの幼虫。
マユミの枝にくっついて、風にゆらゆら揺られていた。
こちらは人にも鳥にも見つかりにくそうだが、強風には弱そうな気がする。
住まい選びはなかなか難しいね。
この前蛹の写真を撮ったのが朝の8時頃。
先程(夜8時頃)見に行ったら、ちゃんと蛹になっていた。
夜なので撮影はしていない。明日の朝、撮ってみる。

エゴノキの花。
これの実はサポニンを含んでいて、石鹸代わりに使えるらしい。
シャンプー代わりにもなるのだろうか。

マユミの花。

サワフタギの花。
この時期は、白くて控えめな花が多いような気がする。
そういえば、うちのベランダからヤマボウシの花が咲いているのが見える。
近づいて写真を撮りたかったが、花は高いところにあって、
しかも上向きに咲いているので無理だった。