絶好調超!!

嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

伝統工芸士とたいけんフェス 2017

2017-08-23 00:03:28 | 日々の徒然
浅草にある産業貿易センター台東館で行われる伝統工芸士とたいけんフェス、今年も行ってきました。



今年は朝イチで‼︎と気合を入れて行ったらすごい人!小学生の子供連れの人が多かったですね。夏の自由研究にぴったりだもんね。



まずは手描友禅体験へ!
去年は、空いてから、と思ってたら、気に入る絵がなくなってしまい、今年は1番でやろうと思っていました。

伝統的な文様である花喰い鳥のトートバッグがありました!これに即決です。



隅のほうまできちんと塗ろうとすると滲んではみ出してしまう。帆布は糸が太いから滲みやすいのは仕方ないそうなんですが、ちょっと残念。

筆の水分をしっかり拭いて、筆の先だけに絵の具を含ませて、少しずつ色をのせるのがいいみたい。縁いっぱいまで塗らないことも大事!



……子どものお絵描きかっ⁉︎



右は娘の作品。

下絵のない部分や裏面にも自由に描いてよかったのですが、とにかくとても混んでいて、しかも子どもが多いから、あんまりお待たせしてもなーと思って、ここで終了。ちょっと心残りのある仕上がりでした。



次は注染手拭い!

型紙を敷いた布に餅粉と糠で作った糊を塗り、その上から染料を注ぐと糊の部分ははじいて染まるので、模様ができるという染め方。違う色の染料の境がにじんで、優しい色合いが生まれます。そういえば、手拭いやさんのにじゆらも注染でしたよね!



型紙を置いて、糊を塗っているところ。
これは工房のお姉さんがやってくれます。



糊のついた布地。
手前は菊柄。奥は継ぎ小紋。
糊のついてないところが染まります。



まず、黄色。



その外側に青。



最後に白く残ってるところを黄色で。



継ぎ小紋は黄色と青の縞柄になるように、2色を同時に同じ量で注ぎます。



きれいな縞模様になりました。

このまま持ち帰って、水でよく洗って干せばできあがり。どんなふうに染まってるか楽しみですね♪



最後は去年もやった多摩織です。

コースターとして使うならもう少し枚数がほしいなぁと思って。

作業としてはとても簡単そうなんですが、ちょっとした力加減で端がデコボコになってしまうので、とてもむずかしいのです。



やっぱり、デコボコ。
緩すぎてもダメなんですね。



でも、去年のものと比べると進歩してるかも⁉︎

体験以外にも、展示してある江戸小紋や帯締めを見て、伝統工芸士の方のお話しを聞いたり。どれだけ手間暇かけて作ってるかがわかると改めて、伝統工芸品の素晴らしさを実感します。

今年はこの3種類でちょうど5000円。

手描き友禅 1700円。
手拭い注染染め 2100円。
多摩織 1200円。

安くはないけど、伝統工芸の体験ができて、伝統工芸士の方のいろんなお話しも聞ける機会はなかなかありませんよね。年に1度のこのイベント、来年も楽しみにしています!