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嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

熊野詣 二日目②

2017-08-03 20:37:10 | 旅行・街歩き
川下りの終点は、熊野速玉神社。

川方面から来ると駐車場の方から入ってしまうので、ぐるっと回って下馬橋から鳥居をくぐって入りました。



参道を進むと、八咫烏を祭った神社と天手力男神を祭った神社があり、その先には御神木の梛の木があります。



さらに奥の神門をくぐった先に朱塗りの社殿が並んでいます。
本宮大社の茅葺とはまた違った美しさ。

この神社はもともとは山の上にあったそうで、それでは人々はお参りしづらいということで今の場所に移したそうです。
なので、新宮と呼ばれているそうです。元の神社は神倉神社。速玉神社からは歩いて10分ほどなので、歩いて移動です。

速玉神社は権現さんと呼ばれていて、その周囲には駅前よりはお店があるようです。
いわゆるお土産物屋さんというのではなく、普通のパン屋さんと酒屋さんとかでした。



酒屋さんの前には松潤!

バス通りから奥に入った道を進むと、何気ない様子で神倉神社がありました。

体調の悪い人、高齢の人、酔っている人、サンダル履きの人…などなどいろいろな注意書きがあることに
少々ビビッてしまいます。相当な急斜面みたいです。下1/3は斜度が30度ほどだそうで、イメージとしては
スキー場の一番の急斜面ってとこでしょうか。

とりあえず、行けるとこまで行ってみる、くらいの気持ちで。



鳥居をくぐると、猿田彦神社がありました。
個人的に、とてもご縁があるように感じている神社なので、無事に行って帰って来られるようお願いして
さらに進みます。次に鳥居をくぐった先にいよいよ石段が始まります。



幅も高さもランダムな石段は、段の組み方もランダム。
どこに歩を進めるのがいいか真剣に考えながら歩くので、なかなか周りを見る余裕がありません。
というか、うっかり後ろを振り向くとその急さに目眩がしそうです。
踏み外さないように、バランスを崩さないように慎重に登っていきました。
538段あると聞いていましたが、数えることすら忘れていました。

とても急な石段が終わり、普通に急な石段が続きます。

「どこまで続くのかな~」と思っていたら、ぱっと開けた場所に出ました。
すっごい覚悟してきたせいか、思ったより短かったかも。



登り坂の先の、さらに石段を登ったところに神倉神社はありました。
街を一望できる眺めも素晴らしいのですが、神社の後ろにある大きな岩が圧倒的でした。
この岩がご神体であるゴトビキ岩です。ゴトビキとは熊野の方言でヒキガエルのことだそう。
ヒキガエルの形の大きな岩。いったいどんなバランスでそこにあるんでしょう。
神社の裏側も登れるようになっていて、ご神体をまじかに見られます。



山頂でしばらく休んで、いよいよ下り。登りよりもこわそうです。
下のほうの急な石段は、体を横にして一歩ずつ慎重に。
無事に降りられた時には、神様に感謝の気持ちでしたね~。

ホッとしたら、とたんに汗が噴き出して同時に空腹感もやってきました。
そんな時に「氷」の看板が!

看板に連れられて歩いた先には、氷さんの軒先にイスとテーブルを並べた懐かしいお店がありました。



ゆずやミカンなどのシロップはすべて手作り。あんこも自家製。
迷いますね~。どれもおいしそう。

定番の小豆ミルクと抹茶ミルク。



とろりと炊いた小豆がとてもおいしく、抹茶もいい香り。
でも、何より、氷自体が素晴らしくおいしかった!
さすが、氷さんのかき氷です!!溶けかかったところがまたおいしかった~。
持ち帰る用のカップ入りのものを買おうかどうしようか真剣に悩むほど!本当においしかったです。
相席になった地元の人とのおしゃべりも楽しくて、すてきな旅の思い出になりました。
後から見たら、どのガイドブックにも載っていました。有名なお店だったんですね。
でも、地元の高校生やご近所さんがおしゃべりしながら食べに来る雰囲気のいいお店でした。